本日もCES2012ネタ。Lenovoが開発意向表明をした"IdeaPad YOGA"。通常はディスプレーが180度位まで開くのが、このYOGAはさらに360度近くまで開いて、ディスプレーの背面と本体の底面(キーボードの裏側)がくっついて、タブレットスタイルにもなるというもの。記事のサブタイトルに「4つのフォームを持つYOGA」と書かれているので、この二つの形態以外にどんなフォームになるのかと思ったら、少し腹筋しているような"Stand"と縦置きした"Tent"という、ちょっと「がっかりだよ(by にしおかすみこ)」なのは仕方ないか。
これまでのタブレットPCだと、ディスプレー部分が1軸のヒンジで接続されていて、水平に180度画面が回転してキーボードの上を塞ぐというスタイルでしたが、このように360度近くパカッと開くのは、そこになるキーボード部分への影響が心配ですね。例えば、引っかかってキーキャップが取れないかとか、ずっと押された状態になってキーがスタックしないかとか。また、持つ位置によってキーの感触があったり無かったりというのも、ちょっと嫌ですよね。個人的には、PCをTabletにするよりは、Tabletに軽量薄型なキーボードをドッキングさせてPCスタイルにするほうが使いやすい気がするんだけど。
で、このYOGA、Windows8の開発バージョンが入っているそうで、多分今年後半と噂されているWindows8の発売と同時にこのYOGAも正式に発売されるのかもしれないけれど、Windows8ってTabletを意識しているならば、もっとTablet専門に訴求していく方が良いんじゃないのかなぁ。PCに入れて使う限りは、WindowsXPとかWindows7とかからの移行は進まないんじゃないだろうか。Tabletと言うプラットフォーム遷移でWindows8に誘導して行くことで、既存のOS環境も捨てられる気がするんだけど。
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