2011年11月4日

高解像度のジレンマ

今週もPC Watch山田祥平氏のコラムから、移動時のマルチディスプレーの話。私も、自宅で仕事をする時には、デスクトップに1600×1200のモニター2台接続して使っていて、その左側に仕事で使うThinKPad X201sを置いて主に仕事関係のメールアカウントを開き、デスクトップではExcelとかWebとか大画面での仕事をX201sとデータ共有しながら進めています。場合によっては、さらにデスクトップのモニターの右側にThinkPad X200sを置いて、こっちではデスクトップ上とは別のサイトを開いたり、動画再生など必要なときには出来るだけストレス分散されるように、このX200sでテストしたりしています。まぁ、使っている机のサイズもあるので、左からX201s、1600×1200モニター×2台、X200sと並ぶと、デスクトップ用のキーボードも含めて机の上は本当に両手を奥くらいのスペースしか残りません。まぁ、それだけお店を広げて、じゃプロダクティビティは上がってるんだろうなと言われると、ちょっと... ですけど(笑)。ただ、Windowsの世界もどんどんGUIがリッチになり、高解像度を要求してきていますから、これくらいの環境はほんと必須です。

で、困るのが、移動時。仕事で持ち運ぶのは、X201s一台だけで、この子は1440×900の解像度。でも、仕事は同じようなことをやらないといけないから、もう大変。メールアカウントを開くのは同じ条件だけど、ここにExcel開いたり、Webサイトを開いたりすると、ほとんどが重なる状態でしか開けないので、何か調べるにしてもいちいち切り替えないといけません。これが、凄くストレスになるし、効率も低下します。仕事では、一つの画面を参照しながら別の画面に入力すると言うことが多いと思うけれど、そう言う作業が出来ないんですよね。

最近小型のUSBディスプレーが出たりしていますが、出来ればわざわざ余分なデバイスを持ち歩くのではなく、一つのシステムが何とか解決したいもの。今使っているX201sのIntel Videoには設定が無いんですが、実際の画面よりも大きな仮想画面をサポートしてくれたら、それはそれで結構便利だと思うんですよね。まぁ、左右上下に仮想画面を動かすのがせわしないけれど、実解像度に固定されるよりは使い勝手は良さそうな気がします。いずれにしても、今後解像度はどんどん上がるだろうし、OSやアプリのデザインもますます複雑化していくのは確実だと思うので、ロケーションが変わって使用環境が変わったときの落差が、ますます広がりそう。HDMIを使うというのは確かに一つの方法だけど、それよりもWiDiをもっと普及させて、「どこでもディスプレー」みたいな事が出来たら個人的には嬉しいな。

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