世界的に発売開始されたiPhone 4S。初日だけで100万台が予約されたそうですが凄いですね。単純に1台2万円とすると、一日で200億円の売り上げですか。羨ましい(笑)。問題は、作る方にそれだけの余力があるのかということなんだけど。単純に、機能強化版のiPhone 4Sの発表だけだったら、正直ここまでは伸びなかったと思います。やっぱり、ジョブズ氏への追悼需要という面が大きいと思いますよね。
最近、電車や地下鉄の中でスマートフォンを利用している人を、以前に比べて本当によく見かけます。さらに、年齢層も10代20代は勿論、自分よりも高齢と思われる方も結構イヤホンを付けながら何か操作している姿も見かけて、本当スマートフォンの流れを実感します。考えてみると、画面が大きくてある程度のカスタマイズが可能なスマートフォンは、いわゆる「らくらくホン」的使い方も出来るわけで、そういうシェルみたいなものが出てきたら結構受ける気がします。
スマートフォンがこれからどんどん登場してくると、「電話」という元々のデバイスの意味も薄れて「情報端末」という位置づけにどんどん変わってくるのは確か。そうなると、「通話」する場合でも、今のように耳にかざして話をするスタイルというのは、スマートフォン時代には不向きなわけで、Bluetoothのような専用デバイスもいいけれど、手元で画面操作しながら通話も出来るような、超指向性のマイクやスピーカー内蔵と言う要求も出てくるかも。自分も普通の二つ折り携帯をまだ使っているけれど、「通話機能」に対する比率って凄く小さいわけで、どちらかというと電子マネーや検索機能が利用の殆ど。勿論、職種等によっては一日中電話を受けたりかけたりしている人も多いと思うけれど、最近では社内システムなんかもどんどんクラウド化されて来ると、それまで通話で受け取っていた情報なんかも画面操作でアクセスするようになり、音声通話ももしかしたらIMのチャットで置き換わるかも。
iPhone 4Sの魅力、ジョブズ氏への追悼という意味が大きい、この100万台の予約ですけど、世間の動きとしてスマートフォンへシフトしていく最初の兆候と言っても良いのかも。
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