最近気になるTV-CMが二つ。一つはdocomoのスマートフォンのCMの「walk with you『女子とだって』篇」。もう一つはサントリー金麦CMの「家路のコツン篇」。どちらも女優さんが登場して「歩く」というシーンがあるんですが、その足下が気になります。docomo CMの市川実日子さんにしても、金麦の壇れいさんにしても、外股で歩いてるんですよね。市川さんはモデルさんだし、壇さんは宝塚出身の女優さんなので、どちらも「歩く」と言うことには徹底的に練習しているはずなので、多分あの外股歩きは演技なんだと思うんだけど。
で、どちらも演じているのはちょっとがらっぱち気味な女性。一般的に男性が理想的と創造するような「柔らかな落としやかな」雰囲気とは反対で、ちょっと男気があってでもぱっと見がさつな感じもする素っ気ない感じの女性像を演出しているんだと思うんですが、でもなぁ。まぁたしかに、たとえばdocomoのCMの場合、前半で散々ちょっとイケて無い風の女性を演じて、最後の最後ですっすと歩かれたら、前半の雰囲気は何じゃそりゃ、となるだろうし、金麦にしても同様。ただ、なぁ、折角綺麗な女性が歩いているのに、あれではちょっと残念な雰囲気もするんですよね。
昔一緒に仕事をしていた同僚でモデルさんのような綺麗な女性がいて、この人はいわゆる帰国子女で英語がぺらぺら、というか英語の方がナチュラルで日本語が第二外国語という人。勿論、仕事も欧米風である意味社内の憧れの的でもあった人何ですが、唯一残念だったのが欧米の女性に多い外股歩きだったこと。ペンギンが歩いている雰囲気というか、スキューバーダイビングとかやる時に、足鰭を付けて歩きますけど、あんな感じの歩き方で、これだけはいけてなかった。足下って、毎日見るものでなくて、たまに目に入るところだから尚更そう感じるのかもしれないけれど。
もっとも、そんなことを言っている自分も、学生時代に怪我をして整形外科に行った時、怪我の部分(向こうずねの頸骨) を見ていたドクターから、「本当に立派なO脚だよね」と言われた位なので、偉そうなことを言えた口ではないけれど(自爆)。それでも、陸上の短距離をやっていたこともあり、歩く時でも走る時でも、足の接地と最後の蹴りを効率よくするために真っ直ぐになるように努力していたので、外股・内股にはなっていないはずなんだけど。いずれにしても、商品よりも女優さんよりも、何故か足下に注意が行ってしまうCM 二つでした。
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