2011年10月21日

6.1"高精細ディスプレー

東芝モバイルディスプレー(株)が開発した、6.1"ながら2560×1600 dot(WQXGA)の高解像度の液晶ディスプレー。精細度498ppiと、下手な印刷媒体よりも綺麗じゃないか。これで6.5"とか7"サイズのタブレットを作ってくれないだろうか。いゃ、ほんと欲しい。

同じ「パネル」の話題でも、パナソニックはテレビ用プラズマパネルや液晶パネル工場を休止、売却してテレビ事業の縮小をしようとしていますが、正直、30インチ、40インチの一般向け製品のパネルは、国策でお金も入っている韓国メーカーにはコストで太刀打ち出来ないですからね。付加価値の高い、こういう小型高精細ディスプレーとか、大型のパネルにリソースを入れないと。大型パネルにしても、今後はプロジェクター方式が主流になるんじゃないだろうか。幾ら薄型化されるとは言っても、100インチとか200インチの「板」を接地するのは大変だし。コモディティ化した部分は、韓国どころか、中国やその他新興国がどんどん浸食してくるのは時間の問題ですしね。

より綺麗=高精細なディスプレーはが安く出来れば歓迎するけれど、ここまででなくても、6"で300ppi 位でもいいから普及品クラスで出てこないだろうか。iPadは「あの程度」の解像度・表示能力でも「綺麗」と言われたわけですから、このクラスのパネルが普通に使えるようになれば、さらに高精細な表示が可能なわけで、特に日本人なんかは嬉しいんじゃないだろうか。高解像度=表示サイズが小さくなる、と言われるけれど、サイズを大きくすれば高品質表示になるわけですから、漢字表示だけでなくアルファベット系の文字だってバリエーションが増えるだろうし。近年、家電製品やデジタル製品は価格競争で日本の製品は韓国とか中国に押されていて、「ガラパゴス」と揶揄されることもあるんですけど、でも結局一度便利さを知ってしまえば、次は皿によい物が欲しくなるのが人の性。「きめ細やかさ」とか「高品質」とかいう、日本製品の良さはなくさないで欲しいですよね。

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