Windows8に関して、Windows7に比べて高速起動が提供されるという記事なんですが、まだWindows7を使い出してやっと安定し始めているような状態なのに、直ぐに新しいOSの話をされてもねぇ(笑)。記事の中では、コールドブートとハイバネーションを組み合わせた方法で、起動時の高速化を図ると説明されているけれど、まずは肥大化したOSを何とかして欲しいですよね。Windowsの簡易版WinPEよりはもう少しリッチな機能は欲しいけれど、あれくらいコンパクトで軽量のOS環境があれば、実は結構な日々の処理は可能じゃないかと。
さらに言えば、これからはクラウドだタブレットだと言われている時に、幾ら高速起動と言っても10何秒も掛かっていては無意味なような。せいぜい2~3秒程度、本当なら電源を入れたらその瞬間に画面が表示されて利用出来るようなデバイスにならないとダメなんだけど。
昔の家電製品も、実は電源を入れてから実際に使えるまで時間が掛かったりしましたが、「待機モード」を搭載して、ちょっとだけ通電していて直ぐに使えるような機能を入れるようになってからは、かなり使い勝手が良くなりましたよね。PCにしても、サスペンドがそれに近いかなと思うけれど、デスクトップはまだしも、ノートブックだとバッテリーとの兼ね合いがあるので、ちょっと厳しいかも。考えてみると、使う度に何百MB何GBっていうコードを読み込まないと動かないシステムっていうのも、不便ですよね。車で行ったら、止めたときには必ずガソリン・オイルを抜いてタンクを空にして、使うときにはもう一度タンクにガソリン・オイルを注入してエンジンをかけることを毎回やっている感じ。
まあ、車とパソコンでは仕組みも違うので一概に比較は出来ないけれど、でも「使っている状態で保留・過ぎに復帰できる」仕組みは必要。その中でサスペンドやハイバネーションはそういう要求を満たす機能ですけど、余り使われていないのはやっぱり「ユーザーはOSを新たに起動することでフレッシュな状態にしたいからだ、と同社は分析している。」というのが正解でしょうね。Windowsも新しくなるにつれて、やっとそういう不安も少なくなってきたけれど、Windowsだけの問題出なく、使っているアプリも行儀が悪い物だと、たまに再起動してやらないと何かおかしくなることもあるし。そういう意味では、Windowsだけの話ではないので、なかなかサスペンドやハイバネーションを使い続けていくのも難しいですね。
自分の場合、モバイル環境で使うことが多いので、起動時間よりはその場所で接続できるネットワークに早く接続して欲しいのだけれど、これが時間の無いときに限ってなかなかAPを見つけられない、見つけてもなかなかネゴシエーションが成功しないとイライラ。あっ、これはAccess Connectionsの問題か(笑)。OSの改良に伴い、アプリも起動時間とか再接続時の高速化とか、工夫が求められますよね。
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