先月浜松沖上空で発生した、全日空機(ANK)の急降下事故。実際には墜落状態でほぼ反転状態になり、しかもその間に進行方向も逆転していたという、何とも凄い状態だったことが発表されましたね。我々が飛行機の宙返りやアクロバット飛行を目にする機会というと、自衛隊などの航空ショー位ですけど、あれは機動性を追求補強した戦闘機・専門の機体だからできるのであって、旅客機の場合ある程度の急降下は想定しているだろうけど、背面飛行までは想定してないだろうなぁ。よく機体構造が保ったものですよねぇ。
落下しつつ反転したので、どうも乗客は座席に押さえつけられていて怪我が少なかったようだけど、それにしても不幸中の幸いだと思う反面、あれだけフェイルセーフを考えているはずの飛行機で、たかがスイッチ操作の一つを間違えただけでこれだけの影響があるのか、それもシステム上どうだろうかとも感じるけれど。
これが大事故になっていたらまた違う判断もあるだろうけれど、幸いにも大事には至らなかったわけで、この経験を是非将来の研修とか対策に繋げて欲しいですよね。
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