「死の町」「放射線を付ける」発言で辞任した鉢呂経済産業大臣。最初「死の町」と聞いたときに、何のことだろうと思ったけれど、震災や原発の影響で待避して人気のない町の事を行ってるんだと気がつくまで、ちょっと間がありました。「死の町」と聞くと、それこそ戦争とか何か犯罪が発生して、待ちのあちこちに死んだ人が残されているような、そういうイメージを私は持つんですよね。今回のような場合、日本語でなんと言ったらいいのかちょっと思いつかないけれど、英語だと"Ghost Town"というのがぴったりするような気がします。たとえば、過疎地域なんかで、集団疎開したような光景を見て「死の町」とは思わないけれど、「ゴーストタウン」と言われる何となくイメージが沸きますし。
それでも、語彙的には拙かったけれど、被災地の悲惨さを伝えようという意図何だろうと、まぁ好意的に考えることも出来たんですが、直ぐに出てきた「放射線を付ける」発言は、私は罪が重いと思いますね。つい先日も、福島から来たトラックに放射性物質が付着しているからと九州での物産展が中止になったり、福島から転校してきた子供がいわれのない中傷を受けていじめられるとか、風評被害を先ず止めなきゃ行けないのに、原子力行政の責任者がそんな軽はずみなことを言うのは、言語道断でしょう。私は、先の「死の町」発言が無かったとしても、こっちの「放射能を付ける」発言だけでも、十分辞任・罷免するだけの責任があると思いますね。
震災発生から半年。ちょっと危機意識が薄れてきたのかなとも感じる発言ですよね。
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