2011年9月8日

全日空機の急降下

全日空機が浜松上空で急降下したトラブル。操縦士がフライト中にトイレに立つことは普通だし、9.11以降セキュリティのために、操縦席のドアが必ず施錠されているのも当然なんですが、その解除スイッチと飛行用のスイッチが間違えるような場所にあるというのがちょっとよく分からない。直接の原因は、副操縦士の操作ミスなんだろうけど、フェイルセーフを考えたら、ボタン配置とか変更しないといけないんじゃないのか。

それはそれとして、那覇発羽田行きのこのフライト。浜松上空(南40km)と言う事は、那覇から離陸して2時間から3時間くらい経過したときですよね。それくらいなら、トイレを使わないくらいの準備をしておいて欲しいとちょっと思います。そりゃあ生理現象だから、10分前にトイレに行ってもどうしてもまた行きたくなるときもあるだろうけど、フライト前には健康最優先で準備するパイロット何だから、2時間とか3時間位のフライトでトイレに席を立つようなことは我慢できないんだろうか。たとえば、新幹線の運転手だって、東京・新大阪の運転時ならそれくらい我慢しているわけだし。出来るだけ、そういう不要な動作・操作を発生させないことも、安全運行をするために必要な配慮だと思うんですよね。

いずれにしても、CAさんには怪我人が出たようですが、乗客には怪我人は無かったようで、それが不幸中の幸い。事故が発生した事は問題だけれど、こういう事例の経験と対応を積み重ねていくことで、さらに安全性が高くなるわけですから、是非次のフライトに生かして欲しいですね。

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