2011年9月4日

内閣支持率

新内閣が発足すると必ず調査される「内閣支持率」。今回の野田内閣は、発足時支持率は以前の鳩山、菅内閣発足時と比べても、まだ低いですね。でも、これって調査方法の違いで数値は大きく違うだろうし、実際読売新聞の記事では65%で菅内閣よりも1%高い歴代5位となっていますし。

まぁ、鳩山、菅内閣のスタート時の高さに比べて、その後の凋落振り考えると、決して高くなったから良いというわけではないと思うし。首相の人物像としては、今回の野田さんは以前の二人よりは遙かにましな気はするけれど、「内閣」として見た場合、本当に大丈夫なのという人も多く見られて、何か身内から自爆しそうな感じもするんですけどね。

「内閣支持率」は、ある程度国民の意向を反映しているとは思うものの、例えば本当に重要な法案について仕事をしていたとしても、それが直接国民の生活に還元されないと、時間の経過ととにも不満は膨らんでいくわけで、そう言う意味では経済対策をまず優先しなきゃいけないけれど、何となくこれという決め手が無いわけで結局この内閣もずるずると坂道を滑り落ちていくような感じですね。唯一の武器は「菅内閣の後なら、何をやっても以前よりは良いと感じられる」と言うことくらいでしょうか。復興支援も含めて、エネルギー対策も、夏場は何とか凌げたし暑さはいろいろと我慢すれば何とかなるけれど、今度は冬場の対策はもっと大変な気がします。たまたま円高で原油の価格も見た目は下がっているから良いけれど、これで今後円安に振れたりしたらどうなるんでしょう。「どじょう内閣」だけに、知らない間にぬるぬると迷走されても困るんだけど。

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