2011年8月2日

鬱陵島

自民党3議員による、韓国の鬱陵島訪問。予想通り、金浦空港で入国拒否され、そのまま日本に戻ってくることになりましたが、放送された空港での反対行動って、まぁ韓国人らしいとはいえ日本人の感覚からするとちょっと異様なのも確か。特に、公共施設、しかも元は韓国の玄関口であった金浦空港で、塩とかカレーとか蒔いたり、火を付けたり国旗を破ったりと、やりたい放題。

半分は、支持率低下をしている現政権が、国内での支持高揚を狙った示威行為とも見えますけど、あえて自分たちで大騒ぎして、騒動を大きくしているのが何とも国民性というか。藪をつつかなきゃ蛇は出てこないかもしれないのに、あえて追い出すというのはねぇ。特に、今回は曲がりなりにも一国の国会議員を、特段の理由無くと言うかテロリストや犯罪者に適用する法律を適用しての入国拒否ですからね。外交的には不味かったんじゃないだろうか。さらに、その騒動がCNNなんかでも配信されているので、世界的にも注目を集めることになったわけだし。

竹島問題に関しては、大きな天災でも発生して、島ごと無くなってくれるのが一番の解決策という話があるくらい、どちらの国にとっても頭の痛い問題でしょうけど、島の維持のために余計なコストを払って維持している韓国にしても、国威発揚目的として出来ればこのまま維持したいところなんでしょうね。仮に日本が島の実効支配を達成して、それで韓国が反発したとしても、日本から消えるのはK-POPや韓流ドラマだろうけど、韓国からは経済を支えている部材の輸入も出来なくなるし、日本に依存している観光地なんかも打撃を受けるだろうし。まぁ、その分中国からの輸入・観光客が埋めるのかもしれないけれど。

まぁ、領土問題に関しては、ロシアとの北方四島、 中国・台湾との尖閣諸島、そして韓国との竹島問題が日本の抱える領土問題だと理解していますが、尖閣諸島が少しきな臭くなってきている気がするので、その分他の領土問題に対しても少なくとも毅然とした態度を見せていないと、結局相手の弱いところを点いて利益を得るのが国際外交ですし。

しかし、これで日本に観光などで来た韓国人の皆様方が、これまで以上にあちこちの観光地で「独島(竹島)は韓国の領土だ」なんていう落書きやら、横断幕を広げてアピールするんでしょうね。そろそろ、もうちょっとそういう事に対してのマナーも身につけて欲しいところですけど。

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