喫茶店等の待ち時間に、店内に置かれている雑誌や新聞を見て時間を潰すことはよくありますが、その物理的雑誌を電子書籍に置き換え、一定時間お客さんがスマートフォンで「立ち読み」出来るサービスという話。発想も面白いし、「すまほん。」というネーミングも楽しい。「すまほん。」というネーミングではあるけれど、iPad等のタブレット(Wi-Fiのみ)にも展開されると、結構利用者が増えるんじゃないだろうか。
喫茶店じゃなくて、公共施設のなかで展開したら「電子書籍図書館」とかも出来そう。読むだけなら、その施設のなかと位置情報で縛って、借り出す場合には、書籍データ、利用者ID、図書館の認証コード等で、借り出す書籍データとそのスマートフォンを紐付けして、位置情報に限らずそのデータは一定期間自由に読むことが出来るようにする、とか。
例えば、病院の待合室みたいな、電子機器を余り使って欲しくない場所ではどうするかとか、1時間と言う時間設定を変更できるようにしないと、回転率が下がるかもしれないとか。このビジネスモデルの肝は、いかにコンテンツ料金を払う店舗側がメリット・利益を得ることが出来るような仕組みにするかですからね。付加価値サービスとして、以前はWiFiが使えることが魅力的なサービスの一つでしたけれど、今ではそういうインフラ提供から、さらにその上のコンテンツ提供で競い合う時代になったのかなと、ちょっと時代を感じてしまいます。
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