2011年8月13日

電子タトゥー

「電子タトゥー」で、心電図や脳波をモニターできるという技術。正確には「タトゥーシール」と言うべきで、別に人体に溝を掘って回路や太陽電池を埋め込むわけではないようです。ただ、その分2週間程度で張り替えが必要と記事に書かれていますが、コストはどれくらいなんだろうか。シール部分の糊を塗り直せば、もう一度使える何て言うことはないのかな。回路的には、そんなに劣化するとは思えないし。

皮膚は日々再生していくから、貼るだけでは剥がれていくのは仕方ないんでしょうね。本当の入れ墨くらい掘り下げれば良いのかもしれないけれど、それはそれでちょっと後から困るかもしれないし。

これは身体をモニターするツール(デバイス)ですが、逆にこの回路から刺激を身体に与えて、例えばAEDのような緊急時に刺激を与えるとか、そういうことは回路的に無理なんでしょうかね。耳たぶに貼ると、小型のマイクとスピーカーが補聴器の役割をするとか、あるいは目尻に貼ると電気刺激を与えて、水晶体の伸縮を補助するようにしてメガネが無くても近視や遠視を改善できるとか。疲れたときに湿布薬を貼る感覚で、必要なときに必要な補助機能としてぺたっとシールを貼るなんていうことがそのうち可能になるかも。ただ、スポーツのドーピング項目に新たに加わるかもしれませんね。

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