2011年8月3日

固いお寿司

最近多い「金曜日の新幹線シリーズ・番外編」。今回はお客様訪問で昨日火曜日のお昼過ぎから都内に出張。一応開発系技術系社員なので、お客様訪問といっても製品の技術的説明が殆どなんですが、今回は担当営業のミスからお客様との間にトラブルが発生してしまい、その助っ人というかお詫び係。正直なところ、気乗りのしない仕事ではあるんですが、サラリーマンの悲しさ、だからといって行かないわけにもいかず... で、そんな憂鬱な気持ちを少しでも晴らしましょうと、お昼を奮発することに。駅近くの某百貨店のレストランフロアーにある、地元浜松では有名らしいお鮨屋さんに入店。

11:30ちょっと過ぎに入ったので、店内はまだ空席が目立つ状態。お昼のランチでのお寿司の盛り合わせは、ネタ数は同じ(握り9貫に巻物)ながら、ネタの質がちょっと違う二種類。まぁ、これからの戦いに備えて500円程高い方のランチを注文。お寿司に茶碗蒸しと赤だしが点いてくるセットです。暫くしてランチが到着しましたが、これをみて「あっ、失敗したかも」と感じたのは、後で考えると正解だったかも。場所柄、土地柄、さらにはお昼のランチという時間帯的に仕方ないんだろうけど、ご飯多め、ネタサイズも大きめの「満腹コース」的なランチなんですね。それでも、回転寿司などのお寿司と比べると、まだ小ぶりなんだけど、年齢的にも小食となっている自分にとっては少し多いかなと言う量。全体の量も問題なんですが、お寿司の場合1貫を一口で食べ切れてさらに口の中に少し余裕のある位のサイズが個人的には好みなんですが、今回の握りは口にほおばる感じで、正直に食べづらいサイズ。

とは言っても、まぁお昼時だし何とかなるでしょうと最初の握りを口に入れたんですが... ご飯が軟らかい。で、巻物の鉄火巻きを次に食べたところ、こっちはさらにご飯が軟らかくて「ぐちゃ」という感触。 茶碗蒸しも、真ん中から下の方は固くなっていて「何だかなぁ」という印象。こんなもんかなぁと食べ進めて、最後に鉄火巻きを口に入れたら... ご飯が固い orz。口に入れたら「カリっ」という感触。丁度、カリカリ梅の刻んだ物を噛んだような感触。どうも、ランチ時という事で鉄火巻きは先に蒔いて作り置きしてあったんでしょうね。で、ちゃんとラップとかしてなかったから、巻物の端が乾燥していたみたい。駅の売店とかコンビニで売っている折り詰め寿司だと、たまぁーにそんなことがあるけれど、それなりにちゃんとしたお店で遭遇するとは思いませんでした。まぁ、食べ物屋さんに限らず、どんな仕事でも、100%完璧ということはあり得ないけれど、かなり残念なお昼になってしまいました。その分、今度は立場が逆になるこれからのお客様訪問に対しての心構えが出来たとも言えるけれど...

しかし、あの百貨店のレストランフロアーって、新館が出来たらもう少し広くスッキリするんだろうか。そうでなくても狭いフロアーに、飲食店と催事スペースが同居して狭苦しいので、食事をしようと思って上がって行っても、あの雑然とした空間を観ると食欲が減退してしまいます。今回のお店以外にも有名なお店が入っているけれど、食事をする雰囲気としては落第ですよね。実際、これまで何度かここに来たことはあったけれど、催事スペースがイベントで混雑していたりして何か食事をする雰囲気でなく、そのまま素通りすることが殆どで、結局ここで食事をしたのも今回が2回目だったりします。その点、駅ビルのレストランフロアーは、暫く前に改装されて吹き抜けみたいな部分もあり、開放感があって良いですよね、雰囲気は。入っているお店は...だけど。

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