米国・アリゾナ州の空港でのX線検査を拒否した日本人の話。私も、最近の旅行で何度かX線スキャナーを経験していますが、「時間が掛かる」事と「不愉快」な経験がありました。「時間が掛かる」のは、スキャンするときの姿勢(手を頭の上に上げて、少し足を開いて立つ)を取るのが五月蠅いのと、その後スキャン結果が出てくるまで時間が掛かること。「不愉快」というのは、姿勢を取るとき、とにかく「ポケットに何か入っていないか?」「何か持っていないか?」と、係員が何度もぶっきらぼうに聞いてくること。最初は、私も勘違いしているところがあって、金属製品がポケットに入っていなければ良いと思ってスキャン台に立ったところ、ジーンズのポケットが少し膨らんでいたので、棒のようなもので突っつかれながら「何か入っているだろう」「(金属製品は)いゃ、入っていない」「本当か」「本当です。あっ、でもハンカチは入っている」「出せ。まだ何か入っているだろう...」という押し問答をしてしまい、どんどん係員の機嫌が悪くなっていく。
記事の中では、スキャンされるときのX線照射に対しての不安から通常の金属探知機使用を要求してトラブルになったわけですが、私も出来るならX線スキャンは色々大変だから避けたいところですね。サービス率も低いから(一人当たりの時間が掛かるから)、なかなか前に進まないし。セキュリティの必要性は大いに認めるものの、もう少し何とかして欲しいというのも正直なところです。自分の経験では今のところ、セキュリティゲートが5列くらいあると、そのうち3列が金属探知機で残り2列がX線スキャナという割合が多いみたいですけど、何故か上級クラスや上級FFP会員が利用出来る優先レーンの方がX線スキャナが設置されている確率が高いように感じます。だから、ここ最近の旅行では、どこでもX線スキャンのゲートに当たってしまい、毎回あたふたするような事になります。協力は惜しまないので、せめてもう少しソフトに接して欲しいなと思いますね。そう言う意味では、Honolulu空港の係員が一番印象が良かった気がするのは、やはり土地柄だからでしょうか。
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