2011年5月27日

ホロ化技術

京セラが開発したという、「押し心地を再現するタッチパッド」って、どの程度の「リアル感」があるんでしょうね。デバイス全体あるいは画面を振動させて、それが「押した」感触をシミュレートすると説明されていますが、ふーん、そんなんで押した感覚を得られるんだろうか。デバイス全体を振動させる場合、片手でデバイスを保持しながらタッチパッドを操作する場合って、逆に違和感を感じないだろうか。だって、デバイスを保持している手にはビリビリ振動が伝わるわけだろうし。

やり方や実現の仕方はどうあれ、この手の「仮想化技術」ってこれから重要になりそうですね。タイトルで「ホロ化」としたのは、スタートレックの「ホロデッキ」に将来(いつだよ!)つながらないかなという気持ちもあるから。「仮想化」と聞くと、リアルをデジタルの中に再現するっていう印象を私は受けるんですが、「ホロ(デッキ)」と聞くとリアルの世界の中に仮想的な世界・環境を作る、という印象なんですよね。あと10年くらいで、部分的でも良いから実用化されないだろうか。そうすれば、自分が生きている間にホロデッキのプロトタイプ位は体験できそう。

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