昨日ちょっと用事があり、午後に市街地まで出かけていったんですが、いつもならこの5月の3日~5日は「浜松祭り」で賑わうのに、しかも一応祝日だというのに、鍛治町辺りは寂しい感じ。浜松祭りの代わりに開かれている、「浜松まちなか大市」のテントらしきものが、旧松菱あたりに幾つか見えたけれど、道を挟んだ有楽街辺りは何か静かなんですよね。
最近でこそ、市街に広く参加する町が増えて、自分の住んでいる地区も10年位前からかな、凧や屋台を持つようになったけれど、もともとはいわゆる「旧市街」と呼ばれていた地区のお祭り。まぁ、言ってみれば、アメリカ50州のうち、独立時の13州がやっていた祭りが、いつの間にか全米で「うちも、うちも」と参加し始めた感じですかね。子供のころは、「差別」とは言わないけれど祭り参加には色々ルールがあって、旧市街からは遠い自分の地区とは関係ない話だったので、余り興味も無かったけれど。当時から大きなお祭りでしたからね、それなりに気分は盛り上がるけれど、そうでなくても狭い街中がお祭りの間はさらに混雑してどうしようもなくなるのが困りものでした。
だから、今回「浜松まつり中止」と聞いても個人的には感慨はないけれど、でもここにも書いているように、その決定が余りに早く唐突に決まった気がしたことには違和感を感じます。そりゃぁ震災の影響は大きくて、当時の衝撃も大きい物だったけれど、確か震災後一週間くらいで決めたんじゃなかっただろうか。流石に「誰が」「何を理由に」決めたのか、物議も出てきているようですが。規模や内容は違うけれど、結果的に「まちなか大市」とかイベントをやるのであれば、浜松まつりも復興支援ということでやれば良かった気がします。実際、同時期に開催される全国のお祭り、例えば博多どんたくとか広島のフラワーフェスティバルとかは開催しているわけだし。この時期一気に需要がアップする、市内の飲食店とか酒屋さんなかは、本当に泣くに泣けないんじゃないかと。
でも、個人的には静かな連休になって、それは本当に嬉しいけれど(笑)。
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