震災発生から三週間が経過し、一時はちょっと狂騒的な物不足も落ち着いてきた印象があります。150円を超えて、160円突破なるかと思っていたレギュラーガソリンも、昨日自宅近くのGSを通ると150円を切って140円台後半になっていました。スーパーでは、相変わらずミネラルウォーターの棚は空欄が目立つけれど(でも、あまり馴染みのないヨーロッパ(?)製のボトルはそこそこあった)、浜松辺りで発生していたプチパニックみたいなものは終息したと言って良いのでは。TV-CMにしても、まだ時々ACのCMは流れるものの、かなり以前のように様々な種類のCMが流れるようになってきました。
被災地の状況は、まだまだ厳しい状況だとは思うものの、復旧を進めないといけない被災地と、それをサポートするそれ以外の地区での役割分担を考えるべき頃だと思うんですよね。西日本地区は勿論、まだ計画停電などの影響が残る東京を中心とした地域も、元々の経済規模が大きい地区なので100%完全ではなくても大きな力になるはず。その為には、震災以前の生活をまず取り戻すと言うことが大切なはず。勿論、大量に電力を消費するとか、無駄なことをやる必要は無いけれど、そういうこと以外であれば、そろそろ「自粛」という名前の萎縮から、普段の生活に戻る頃じゃないでしょうかねぇ。
そういう意味では、5月3日から始まる「浜松祭り」が、早々に中止を決めたのは個人的には残念。私自身祭りに興味はあまりないけれど、日本全体の復興スタートのシンボルみたいな形で、例年通りやれば良かったと思いますよ。勿論、祭りの中で被災地への募金活動とか、何かイベントを入れて被災地応援をする形で。身内が亡くなった場合には、仏式では四十九日が喪に服する目安な訳ですけれど、それに当てはめると4月一杯が大体その時期。まぁ、4月29日からG.W.も始まりますから、この4月29日以降は「自粛」という言葉は少し忘れて、いつものイベントで被災地をサポートする、という考えに切り替えたらどうかと思いますね。そういう通常の生活に戻ることで、日本全体の元気やエネルギーも戻るだろうし、それだからこそ一刻も早い被災地の復興も可能になると思いますから。だから、そろそろお花見もやればいいし、G.W.も予定通り何処かに出かけたり、それこそ風評被害で観光客が激減している被災地ではない東北地方の温泉街とか、東北の食事を楽しむのがいいかも。そんなところから、元気な日本に向けて復活をスタートさせたいですよね。
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