産経新聞のコラムから、日産自動車の「モコ」についての話題。スズキからのOEM車ですが、本家以上の売り上げを記録するというのは凄いですね。自分の仕事でも、こういったOEM/ODMという形態は、もう避けられない状態で、いかに共通のプラットフォームを利用してコストを下げて、しかし自社の味付けをうまく付けて差別化する、というのは言うは易く行うは難しなんですけどね。
PCの世界なんて、CPU、ビデオ、HDD、LCD、というキーコンポーネントは業界共通だし、せめて、それらを使って作るマザーボードの形状・デザインがメーカーの特徴が出せる位。後は、ケースのデザインとかでしょうかね。そんな限定された世界でも、メーカーによって、モデルによって、全く違ったようなパソコンが登場しているのだから、まだまだ改善の余地はあると言うことですよね。
ビジネス、あるいは開発なんていう仕事は、「もうこれで終わり」とか「これ以上は無理」と思った瞬間にライバルに負けてしまうわけで、こういう業種は異なるけれど似たような事例を見ると、まだまだ頑張れるという気持ちになります。
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