2011年1月23日

孟母三遷

ITmediaから、3歳でBlog、9歳でTwitterを始め、都条例にも「ぷんすか」しているという小学校4年生の女の子の記事。「きれいなものや、笑えるものだけみせて育てた子供が人にやさしい大人になるとは、ぼくは思いません(ω)(ω)」という最初の一言が全てだなぁ。携帯とかパソコンを早い時期から経験すれば、それに付随したサービスにも早くから目覚めるのは自然なこと。特に今のように時代の流れがどんどん速くなると、親が子供の頃の感覚で今の子供を育てても、かなり周りの雰囲気が違いますからね。この女の子は9歳と言うことなので、親御さんは30代前半くらい? となると、10代とか20代の頃には、まだ携帯が普及していたとは言えない時代ですけど、後5~10年くらいすると携帯が常に手元にあるのが普通な世代が子育てを始めたりするから、携帯を使って子供が何かすると言うことにももっとおおらかというか開放的になるんでしょうね。その時にこの記事を読み返したら、昔は何でこんな事が話題になるんだろうと思うかもしれない。

昔学校で習った言葉に「孟母三遷」という言葉があったけれど、今はいろいろな刺激が周りからどんどん入ってくる時代。それを避けて、例えば山奥とか無人島に行くことも出来るけれど、今の時代は場所を変えるのではなく、考え方を変えて、それこそ最初の言葉ではないけれど良いことを知るために悪いことも知ることで、ちゃんとバランスがとれた次の世代の子供が育つんでしょうね。ただ、周りがやってくれるからと言ってとにかく与えるだけという放任主義は駄目。そこは親が自分の考えで良いから、「xxxだからこれは良い、悪い」というガイドを示してあげることは周りがどんなに変わっても必要なことで、だから親子の会話とか絆というのは、どんな時代になっても必要なんだろうなと思うわけです。

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