昨日、治療に通っている歯科医院での光景。自分の治療が終わり、待合室に戻って料金精算までしばし待っていたときのこと。この時待合室には、20代くらいのお母さんと2~3歳位と思われる男の子が待っていました。このくらいの子供なので、じっとしないで待合室に併設されているキッズルームに行ったり、空いている待合室を歩き回ったりしてたんですが、見つけたターゲットが、私の座っていたイスの横の於かれていたファンヒーター。ボタンが色々ついているのが面白く見えるんでしょうね、闇雲にボタンを押し始めます。一応横目が様子を見ていて、不味そうなら手を出そうかと思ったんですが、表示切り替えとかタイマーとかのボタンだったのでそのまま見ていました。で、お母さんが「xxxちゃん、いたずらしちゃ駄目でしょ」と言いながら様子を見に来たので、「表示切り替えに触れただけですから」と一応教えてあげて、一応その時は収まったんですが...
しばらくすると、この男の子「お兄ちゃん(=自分)と遊ぶ」と言い出して、再び私の横に来ると、またファンヒーターをいじくり出します。今度は給油タンクのフタを開けようとするので、流石にまずいだろうと手を出して止めると、男の子は構ってくれたと思ったんでしょうね、ますますファンヒーターのボタンをいじくり出します。「駄目駄目危ないよ」と私が言うと、ますます嬉しいのかファンヒーターと遊ぼうとするんですが、ここでタイミング良くこの子の治療が始まるので看護婦さんが呼びに来ました。男の子が治療室に向かうので「やれやれ」 と思ったんですが、これまでの様子を見ていたはずの母親さんは、何か言うでもなくそのまま黙って治療室に男の子と言ってしまいます。
別に褒めてくれとかお礼を言えとは言わないけれど、一言「済みませんでした」と言って行くのが普通じゃないのと思うんですけどね。言葉にしなくても、ちょっと会釈くらいあればと思うけれど、結局このお母さんはこちらに視線を向けることもなく行ってしまったけれど、だからこそ、知らないおじさんがちょっと声をかけてくれただけでも男の子は嬉しかったのかなとフト思ってしまいました。結局、子供のしつけって親の振るまいの写しなんだなと実感したひとときでした。
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