2011年1月13日

天から降ってきたお金ではない

不景気な今の世の中、お金を使うことは重要だと思うけれど、やっぱりこんなところでこんなことを言っては駄目だよねぇ。しかも、「私はこんなに活動資金が使える政党に身を置いたことは初めてだ。必要なカネは大いに使おうではないか」というのは、まるで予想外に沢山のお年玉を貰ってはしゃぐ子供みたいな印象。お年玉ではないけれど、そのお金だって国民の税金から捻出された政党交付金なわけなんだから、「大いに使う」というのではなく、「よりよく使う」とか、もう少し言葉を選ばないとなぁ。大体、前の総理が「子ども手当」を貰って、時効のためとは言え1億円以上のお金がうやむやになった訳なんだから。

で、お金の話で、あれだけ「マニフェスト」とコミットしていたはずなのに、財源が無いから見直すという記事。そりゃぁ、あれだけてんこ盛りの政策を上げれば財源が足りないことは素人でも感じる話で、でも「無駄を削減すれば」という一言で押し切ってきた今の政権。結局、何の裏付けもない「ほら話」だったというわけですよね。大いにお金を使えと言いながら、一方でお金が無いからと方針展開をする。勿論、ベースの話は違う種類の事ではあるけれど、何かちぐはぐで稚拙な今の政府の状況を表しているようで、ちょっと笑ってしまう。

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