2010年12月6日

右利き vs 左利き

日曜日の試合の帰り、新大阪から浜松まで新幹線に乗車。3列席の通路側に私が座り、窓際にはやはり新大阪から乗り込んできたキャリーバッグを持った女性が乗り込みます。真ん中は空いているんですが、シートマップではほぼ満席状態のはず。案の定次の京都駅でかなり長身の外国人男性が乗り込んできました。私は新大阪駅でお弁当を購入。でも、真ん中が空席だったので京都駅まで取りあえずお預け。で、予想通り京都駅で3席埋まったのでお預け状態のお弁当を広げると、隣に座った外人さんもお弁当を広げます。この外人さんのお弁当は幕の内弁当だったんだけど、盛りつけが珍しいのか、iPhoneを取り出して何枚か写真を撮っています。で、そんな様子を見ながら私がお弁当を食べ出すとちょっと困った状況に。

外国人の人って、結構左利きの人が多いですよね。日本のように無理に右利きに直したりしないこともあるんだろうけど、この外人さんも左手にお箸を持ってお弁当を食べ出します。こっちは右利きで右手を使い、相手は左利きで左手を使うから、ちょうど肘掛けの上で空中戦が始まってしまいます。実は、一番奥の女性は背もたれを倒して寝ている様子なので、少しそちら側によってもらえるとこちらも助かるんだけど、そういう配慮は無いのかこの外人さん、どちらかというとこちら側に肘が出るような感じで食べています。それってわざとやっているわけではなく、慣れないお箸を使って食べているので、日本人のように「挟む」のではなく、お箸に「乗せて」食べるような感じ。だから、お箸を水平に保たなくてはならず、その為お箸を持つ左手の肘が横に張り出すようになるんですね。よく海外の日本料理店なんかでも見る様子。

こちらは通路側ということもあるので、ちょっと体を横にしてぶつからないように食事をしましたが、身体をねじって食べたせいか、なんかいつものお腹の落ちどころが違う感じ。海外でも、列車とか乗り物の中で食べ物を食べることはあるけれど、大概サンドイッチのように手づかみか、せいぜいフォークで刺して食べるから、それ程左右のスペースが必要にはならない。まぁお箸でも普通に使えれば問題無いんですけど、慣れないとどうしても横にして使いますからね。

食事の後、この外人さんはDELLのパソコンを取り出してなにやらPPT上にフローチャートみたいなものを作成していたけれど、羌月曜日にでも会議とかあってその準備なんだろうか。日曜日の夜に移動しながらプレゼン用の資料を創るというのも、なかなか大変そうだなと思いつつ、ちょっと悔しい試合の様子を思い出しながらの帰宅となりました。

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