2010年12月7日

「あかつき」が明けの明星へ

「はやぶさ」熱もちょっと収まってきた感じがある日本の宇宙開発。今朝には、金星探査衛星「あかつき」の金星軌道への投入作業が始まりますね。地球からはモニターはするんだろうけど、遠距離のためほとんど「あかつき」の自律機能での捜査になり、ちょっとJAXA側ではやきもきしながら待つんでしょうね。

「はやぶさ」にしても「あかつき」にしても、科学的業績部分は別にして一般人から見ると、例えばスペースシャトルなどと比べるとどちらも決して派手では無いんですよね。ただ「はやぶさ」の場合は、苦労しながら7年もかけて地球に戻ってきたという、その「時間」が日本人の琴線に触れて盛り上がったわけで、勿論最後にはちゃんと最終カプセルを持ち帰ったという実績もありますが、あの再突入時の映像が日本人の心に感動を呼んだことは確か。そういう「派手さ」と比べると地味なのが、この「あかつき」やその他の宇宙事業で、そういう意味ではもうちょっとvisibilityが欲しいところ。

そんな中で、超高速インターネット衛星「きずな」からクリスマスカードを配信するというのは、アイデアとして良いんじゃないだろうか。本来の科学技術の蓄積が中心なのは勿論だけれど、それとは別に一般への周知や興味の醸成と言うことも、この宇宙開発に限らず普通のビジネスでも需要ですしね。私もクリスマスカード、登録しようかしら。送るところがないけれど(涙)。

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