2010年12月4日

遠鉄百貨店

昨日全国紙を眺めていたら、突然「遠鉄百貨店」なんていう言葉が目に飛び込んできたのでちょっとビックリ。残念ながら、カード情報流出なんていう不名誉な内容の記事なので喜べないんですが、地元の有名百貨店で発生した事故となると、同じような事件でも気になりますね。ただちょっと気になるのは、この事件、平成17年6月から今年の7月まで発生していたということ。3年間も個人情報にアクセス可能な状態になっていて気がつかないというのもちょっとどうかと思うけれど。まぁ、昔からそういう状態だったけれど、最近になってそこから入手した情報を悪用して発覚したと言うことなんでしょうね。

直接の原因は、サイト管理を受託した業者がさらにそれを別会社に丸投げしていたからということだけど、ちょっと遠鉄も脇が甘いというか、油断したのかも。遠鉄さんも、全国的に百貨店の経営は厳しいとは思うけれど、それでも新しいビルを現在建設中なわけで、まだ状態としては良いほうじゃないかと思います。 そんな中で、ちょっとけちをつけた事件ですね。でも、これから顧客対応とか大変そう。

私も以前、自分のクレジットカードをUSで利用した時に、どうもスキミングされたらしくて、三ヶ月後くらいにカード会社から利用確認が来て発覚したことがありました。この時の不正利用額はUS$300位で、かつカード会社が保証してくれたのでこちらの利益損失は無かったけれど、スキミングされたカードは破棄して新しいカードにしないといけなくて、その為ひも付けしていたサービスの変更の手間が面倒。とは言っても、私なんか一つとか二つくらいだからまだ良いけれど、メインカードとかでいろいろ登録していると大変でしょうね。

この遠鉄百貨店のオンラインショップを利用したことはないけれど、オンラインでの買い物は色々やっているので、そういう意味では自分も同様のリスクの中で生きている事になります。ネット時代の許容範囲のリスクと思うか、それでも受け入れられないリスクと思うか、それがネット時代のサービスを受け入れるかどうかの境界線になると思うけれど、その境界線を出来るだけ低くするように、販売会社だけでなくサービス提供会社の意識改革も望みたいですね。毎回この手の事件が発生しても、その場限りでなかなか改善されないように思うから。

0 件のコメント:

コメントを投稿