2010年12月30日

現在の錬金術師

一般紙の記事から、レアメタルにそっくりの合金を作り出す技術の話題。レアメタルの一つ、パラジウムに似た性質の合金を、周期表の隣同士、ロジウム(Rh)と銀(Ag)を利用して「足して2で割る」方法で作るという、そんなんでいいの?と思わず突っ込みたくなる技術。勿論、カルピスを水で割るようなわけにはいかないから、そこに日本の得意技術(超微細粉末)が入るわけですが、凄いと思うのは同様の技術で他のレアメタル代用品の合成にも成功していると記事には書かれていること。全てのレアメタル代用は難しいとしても、代用品の材料元素がそれ程希少なものでなければ、文字通り「錬金工業」として日本の輸出産業になったりして。

ただ、問題なのは技術的には可能であっても、採算ベースでどのくらいになるのか、と言うことですよね。原料となる両方の元素の価格や途中の行程で必要なコストが、大きく居間のレアメタル価格を上回るようではお話にならないし。いずれにしても、だんだんと中国の圧力が高まる時代に、ちょっと光明を感じる記事です。

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