昨晩のNHKスペシャル「世界ゲーム革命」をたまたま見たんですが、なかなか面白かったですね。自分自身、ゲームに興味はないしやったことも殆ど無いので、最近はこうなっているのか、と半ば感心しながら見たんですが、まぁ内容は別にして一般的なソフト開発全般の話と思えば、それ程違和感はなかったです。番組中搭乗した、ゲームのテスト会社の環境にはちょっとひいてしまいました。ネットカフェよりもさらに狭いような場所で一日ゲームをするって、そっちの方がプレッシャーになりそう。
面白いなと思ったのは、番組に搭乗した日本のゲームがこれまでの日本製ゲームのような、一種のファンタジーとかアニメっぽい感じのものなのに対して、シェアを伸ばしている海外製ゲームはよりリアリティを求めて開発が進められていること。まぁ、究極のゲームソフトはスタートレックのホロデッキだと思うので、リアリティを追求していくのは当然だと思うけれど、そうなるとますます日本製ゲームの立場が孤立化していくというか特殊化していきそう。
今のゲームソフトで違和感のあるのが、コントローラー(キーボードやマウス操作も含めて)での操作方法。そういう意味では、今のWiiとか番組にも登場したMicrosoftのKinectを使ったコントローラーを使用しない、ジェスチャーでのI/Fというのはこれから主流になりそうな気もするけれど、現在存在しているコントローラーユーザーがどのように乗り換えるのか、それだけの魅力あるソフト(=ゲーム)が将来誕生しないと、なかなか難しいような気もします。多分、センサーと処理能力の問題だと思うけれど、Kinectを使ったゲームも、動作がちょっと不自然というか、まだゲームのためのI/F=ジェスチャーなんですよね。
ただ、今のデジタルデバイス関係の開発競争の中で、一番リソースもコストも注目度も高いマーケットだということは実感しました。これだけのパワーというか迫力ある人たちに互していくとすると、なかなか大変ですね...
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