2010年12月2日

電気軽自動車

クラッシックカーデザインの一人乗り電気自動車(EV)を浜松のメーカーが開発したという記事。失礼ながら、同じ浜松でもちょっと記憶にない会社だけど、工業用模型メーカーということで、何となく納得。ただ、一台630万円という価格はどうだろう。「趣味的」と言っては失礼だけど。EVは、大手メーカーからも登場していますが、今の時点では現行のガソリン車の置き換え・代用というよりは、EVの航続距離等を考えると自転車や小型バイクの代用として、街乗り、日々の買い物用移動手段としての移動体を考えたらどうかと思うんですよね。大きさは、今の軽自動車の縦横2/3位のサイズで、一人乗りなんだけどそれなりに荷物を搭載できるスペースを持っていること。また、二輪ではなく、三輪か四輪で止まっていても倒れる心配がないこと。

古い記事ですけど、こんなNPOが浜松にあるんですね。浜松はオートバイメーカーが多く周辺も含めて存在してるので、こういったLite-EVみたいな移動体って得意そう。本体の小型化最適化とともに、バッテリー部分を今のモバイルPCのように簡単に交換できるようにして欲しいですね。街乗り・買い物用と割り切れば、一回に利用する距離はせいぜい20~30km位。ただ、一日に何度か利用したいときにはちょっと不便。そこで、午前中利用したらバッテリーを交換して午後はまた満充電状態で利用できるような仕組みがあるといいなぁ。EVの欠点は、充電時間に何時間もかかることで、急速充電も可能だけれど特殊な設備が必要。家庭の100V電源で充電できて、かつ継続的に利用出来るように、簡易型のバッテリーパックみたいなものが利用出来れば、結構使えるんじゃないかと個人的には思います。イメージ的には、今のボトルタイプのミネラルウォーターの感じ。

EVの普及を考えると、やはりバッテリーの持ちと充電機能がネックになると思うんですが、そこのところを何か解決できるか割り切るようになれば良いんですけどね。今のモバイルPCも、昔はバッテリー駆動時間1時間とか2時間という時代で、ACアダプターを持ち歩いてはあちこちで利用したけれど、EVの場合ACコードを繋げて走るということは出来ないですからね。モバイルPCは、本体の省電力機能を進めながらバッテリー容量の拡大で駆動時間を延ばすことを今も続けているわけですが、何となくEVの道筋とオーバーラップする部分が多くあるような気がします。

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