2010年10月31日

天動説か地動説か

天動説か地動説かだ」と、またまた迷言が... どっちが「地球」でどっちが「太陽」なんだろう。
  • 地球が日本で、太陽が中国の場合
    • 天動説の場合
      地球は動いていない(ブレていない)、動いているのは太陽の方だ、と言いたいのかなと思うけれど、でも天動説って間違いなんだよね...
    • 地動説の場合
      地球から見ると自分は動いて居ないように見えるけれど、実は太陽の周りを回っているのは地球で、しかも太陽が地球(やその他惑星の)の生殺与奪件を持っているという意味では今の状況に一番合っているのかも...
  • 太陽が日本で、地球が中国の場合
    • 天動説の場合
      太陽が動いているように見えるけれど、それは地球から見たからだ、と言いたいのかもしれないけれど、結局間違っている説を比喩にしても無意味なような...
    • 地動説の場合
      太陽である日本は普遍で、動いているのは地球である中国である、と言いたいんでしょうね。これが菅総理が意識している関係なんだろうか。
ただ、どちらが地球だろうと太陽だろうと、どういう位置関係にあろうと、常に動いて見えるのは相手の方。両方が実際にどのように動くかは、例えば太陽系を全体から俯瞰するようなもう一つ上の次元からの観察が必要。それが出来なければ、常に自分は動いておらず、相手が変化しているとしか分からないわけですよね。

好意的に解釈すれば、見る視点によって物事の関係は180度変わるということを言いたかったのかもしれないけれど、太陽と地球の主従関係まで考えての話なんだろうか。「我々はずっと冷静に対応している」との事だけど、中国側は冷静にかつ強かに対応している分、一枚上手だと思うんですけどね。まぁ、それに対して中国には内政に対する不満の増大、日本では一向に変わらない政治不信という不満というアキレス腱があるのも似ていますが。

まぁ、本当に「冷静に対応している」と言うのであれば、右往左往せずに「来るも来ないも向こうの勝手」という位の態度を示して欲しいけれど、まぁ無理だろうなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿