同じ県内とは言え、東西の反対側で起こっていた事件だったので余り現実味を感じなかった、三島市周辺での噛みつき猿の事件。機転と運(?)も味方して、とうとう御用になってしまいました。もっとも、一連の事件を起こしていた猿が一匹だけなのか、実際に噛みついていた猿なのか、まだ特定できていないそうですけど、しばらくは噛みつき事件も収まりそうですね。うちも、田舎にある家だから、昔は結構野生動物を見たけれど、流石に猿のたぐいは見た記憶はありません。木の実とか抱負にある、ある程度山間地域に近い、少なくとも里山とかが直ぐ近くにないと生息できないのかな。そういう意味では、自宅の周りは「田舎」ではあるけれど、田んぼや畑が広がる平野部ですからね。
都市開発がどんどん進んでいた1980年代には、このままでは自然が消えてしまうと言うことがよく言われていましたが、その消えていく自然の中の野生が、人間世界に溢れて来たようにも見えますね、今回の事件は。人と猿の関わりというと、どうしても自分たちの世代だと映画の「猿の惑星」を思い出してしまうんですが、こうやって人間世界との関わりがどんどん進むと、猿たちの中にも技術や知恵が蓄積されていって、あの映画のような世界が現実的になってしまうのかも。
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