2010年10月7日

メガネAR

いろいろ面白い物が登場するCEATEC JAPAN 2010。その中でも、メガネ利用者としてとっても気になるこのdocomoの「スカウター」は、かなり実用に近づいた感じですね。10gとかなり軽量ですけど、バランスはどうだろうか。最近のメガネはどんどん軽量化されているので、10gでも結構左右のバランスに影響すると思うんですよね。後、レンズの前に投射用デバイスがあるのが、技術的には仕方ないのかもしれないけれど、ちょっと気になります。

後ろからレンズ面に投射するのは駄目なんだろうか。そうすると視力(焦点距離)の関係とかで見えないんだろうな。実際にデバイスを製造しているのはオリンパスとのことなので、この手の技術はお手の物ですよね。1年ほど前に、ブラザーが網膜に直接映像を投影する「網膜ディスプレー」を発表していますが、個人的にはこっちの方が本命かなという気が。ただ、技術的なハードルはこっちの方が高そうで、特に小型化はまだまだ難しそうだから実用化にはもう少し時間が必要ですね。

社会マナーとか安全性とか、いろいろな観点で賛否はあると思うけれど、音楽プレーヤーや携帯電話が登場して「聞きながら」生活するスタイルが今では定着しています。これからは、「見ながら」生活するスタイルが不思議ではなくなる時代になるんでしょうね。

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