2010年9月23日

Day 30 - シンガポール (2)

一日だけ、それも実際には数時間程度でCity Hallの周りを歩いただけなんですが、日本には無いような活気を感じた一日でした。City Hall付近のモールにも行きましたが、日本では無いような混雑具合ですし、熱気もありますしね。「日本には無い」と書いたけれど、正確にはバブルの頃の日本社会にあったような「イケイケGOGO」みたいな雰囲気かな。シンガポールだって、リーマンショックを始め、いろいろな影響があったと思うし、正直小さな国なのでそれも大変だったんじゃないかと思うけれど、そんな雰囲気はみじんも感じさせない元気さ、活気を感じます。

思わず、何でだろうとちょっと周りを歩き回る人たちを見ながら考えてしまいました。一つは、良くも悪くも、いろいろな国からの人が混在して生活しているから、それで多様性が生まれて環境変化に強い体質(国質?)になっているからなのか? でも、それっと逆に言えば内部でまとまらずに発散する事だってあるだろうけど、まあ良くも悪くも「強い」政治がそういう事を許さないんでしょうね。そういう意味では、シンガポールは厳しい国だという話も良く聞きますし。さらにうがった見方をすれば、周りに歩くには自分たちよりも大きな国ばかりだから、とにかく弱みを見せたら負け、という事もあるのかも。

もう一つ驚いたのは、チャンギ空港の大きさ。ターミナル3しか見なかったけれど、もうこれだけで日本の成田、羽田、関空が束になっても敵わない感じ。仁川空港は見たことがないけれど、このチャンギ空港を超える施設って、日本には出来ないだろうなぁ。文字通り、国としての生命線なので、日本の空港と比較しても力の入れ方は全く違うんでしょうけど、日本でハブ空港だLCCだと騒いでいる事がなんと空しいことだと感じてしまうほどのショックでしたね。そんなこと、今言っているようじゃ、チャンギの10年20年いや30年以上後塵を拝していると言っても言い過ぎじゃないんだろうな。

日本に、このエネルギーというかモチベーションを作るにはどうしたらいいんだろうか。

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