Yahoo Japanが検索エンジンにGoogleを選択したという記事。最初聞いたときには、なかなかビックリしましたね。元々、自社の検索エンジンもあり(YST)、それをUSの本家ではMSのBingに切り替える予定だったから、結構日本独自の判断は大変だったのでは。とは言っても、Yahooのトップ画面がGoggleに変わる訳じゃなくて、本当に裏方の黒子の部分が変わるだけだから、ユーザーから見たらそれ程影響は無いかも。ただ、Softbank系のYahoo Japanと言うことで、これはiPhoneで躍進したYahoo Japanが、Android携帯にもつばを付けておくための布石か、なんていう穿った見方も(笑)。
この話が興味深いのは、例えば数年前、Yahoo、Google、MSN、さらには国内の検索・ポータルサイトが鎬を削っていた頃、その頃はどれだけ検索エンジンの精度や速度が出るかというのが最大の差別化だったわけで、20年位前のパソコン世界を彷彿させる状態。パソコンが、CPUのクロック競争やスペック競争から、使い勝手や個性化に進んだように、GoogleやYahooも、検索する事から、そこに附属する様々なサービスやソリューションにどんどん特化していくんでしょうね。コア部分である検索エンジンの開発に掛けるリソースを、そちらに回そうというYahooの判断は、今の時代として正しいんでしょうね。
そういゃ、二~三年くらい前に、国策事業で「次世代検索技術」なんて言うのがあったけど、あれどうなっただろうか。
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