このQuincy Marketは、三つの古い倉庫が並んでいますが、その真ん中の建物は丸々フードコートというか、レストランなんかも入っている場所。怪しげな日本食(?)のお店もあったりしますが(笑)、毎回USに来たらまずは食べたい、チリドックを今回もオーダーして少し早めの昼食にしました。この日は、中学or高校生の社会見学みたいなものがあったのか、この施設の中は子供達で一杯。混雑するまえにとおもったんですが、1F部分は結構埋まっていたので、2Fに上がって古い建物の雰囲気を感じながらの食事となりました。
でお腹もふくれたので、さてどうしようと思ったんですが、滅多以内機会なので海兵隊の展示品を見学することに。もともと、軍事スラリー小説は好きな方なので、この手の物に興味もありますが、実物を見るのは初めて。
まずは、"M142 HIMARS Launcher"。日本名だと「高機動多連装ロケットシステム(High-Mobility Artillery Rocket System)」とでも言うんでしょうか。流石に実装はしてなかったみたいですけど、発射装置を動かしたりしてました。
面白かったのは、この写真の右手奥で海兵隊の軍楽隊が演奏してたんですが、若い女性が兵士に頼んで運転席に入らせて貰い、運転席の天井が空いているので、そこから運転台の屋根に上って、そこから写真を撮っていたこと。何ともフレキシブルです(笑)。
名称を控え忘れましたが、軽警戒車みたいなものかな。最初軽戦車かとおもったんですが、キャタピラーではなく、タイヤでしたから。見ている最中に、急に砲塔部分が旋回したり上下に移動し出したりしてびっくりしました。見学に来ていた子供達が中に入って、動かしていたみたい。うーん、羨ましい(笑)。
これも名前は控え忘れましたが、この面構えはJEEPですよね。HAMMERかな?
一角には、こんな感じに機関銃や狙撃銃を並べているコーナーも。これ、実際に手にしてレバーアクションをしたり出来ます。子供達もそうですけど、結構いい年した大人の男性・女性も銃を片手に記念撮影をしていました。「銃器」に関しての歴史や背景が違うとは言え、ちょっと日本では見られない光景ですよね。
で、展示されていた物は、流石に銃口にはカバーとかかけられていましたが、特に子供なんかは適当に扱ったりしていましたから、後で調整とか整備が大変だったんじゃないだろうか。そっちが心配でした。
マーケット入り口、Sam Adams像の横に停車していた、輸送車両。荷台には、実際に使っているのか武器や弾薬箱みたいなものが乗っていましたが、結構自由に中を撮影させたり、写真のように座席に座って記念撮影している人が沢山。
今回一番の目玉は、やはりこの155mm榴弾砲(Howitzer Medium Towed 155MM M777A2)。最初、砲身はもっと上を向いていたんですが、手前のハンドルを回してなんにも砲身を上下に移動させて喜んでいました。とにかく、広場の入り口一番目立つ場所にこれが立っていますからね、目立つこと目立つこと。いゃ、最初は何か事件が発生したのかと、真面目に勘違いしてしまいましたから。写真には写っていませんが、それぞれの展示車両の周りには、ちゃんと銃を携行した兵士が警備したりしていて、結構和やかな中にも緊張感がありました。
丁度日本では普天間の海兵隊ヘリコプター基地移設の話題が沸騰していますが、もし日本でこんな事を海兵隊どころか自衛隊とかがやったらどうなるんでしょう ね。いゃ、基地祭とかでは展示するでしょうけど、こんな観光地のど真ん中でやったら。印象的だったのは、兵士と話し込んでいた男性が、最後に「国を守ってくれてありがとう。(I appreciate you guys defense our nation.)」と言っていたこと。USでも、100%そういう人ばかりではないと思うけれど、日本人との意識の違いを実感した一瞬でした。(続く...)
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