2010年3月27日

毒餃子事件

何か唐突に降って湧いてきた「中国毒餃子事件の犯人逮捕」のニュース。当初、自らの国内での原因を認めなかった中国が、その後未発売冷凍餃子を国内で配布して、そこから同様の犠牲者が出たことから、何か変化があるかなと期待したものの、結局再び音沙汰無しの状態になり、もう大部分の日本人は諦めというか忘れていたと言っても良いようなこの事件。何故、この時期にというのが最初の疑問。

というか、事件発生当時、あれだけ工場内への異物持ち込みは厳格に検査していると言っていたのに、注射器なんて言うものが持ち込める程度というのは、今更ながら「何だかなぁ」という感じ。 これだけ時間が経過して、しかも当初の非協力的な中国側の態度を見ていると、仮にこの逮捕者が犯人だとして毒餃子事件が解決したとしても、結局は中国製食品への不信感をもう一度思い出させて終わり、と言う気がしますねぇ。勿論、このままうやむやのままで消えていくよりは、ちゃんと結論が出て解決する方が良いけれど、何故が「本当に犯人? 仕立てられただけじゃない?」という疑問が消えないのは、あの国の事だから? Googleの撤退などで国際的に下がりつつある評価を、ちょっと上げようとした、なんて言うことはないだろうなぁ。うーん、本来ならあれだけの事件の犯人が逮捕されたというのは前向きなニュースのはずなんだけど、何故か後ろ向きのコメントしか浮かんでこない(をぃ)。

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