2010年3月11日

で、どうするの?

「広義の核密約はあった」と言うけれど「広義」の「密約」って何だよと思わず突っ込みたくなること小一時間(笑)。「何となく怪しいけれど確固たる確証はないから広義の密約」というのだろうか。それなら、某首相は十分に「広義の脱税者」だろうし、某幹事長も「広義のマネーロンダー」と言っていいんだろうな(をぃ)。結局、「絶対に密約はある」と大きく手を振り上げたけれど、確証まではつかめなくて振り上げた手を下ろす場所が無くて無理に「広義」と曖昧にしている雰囲気。まぁ、埋蔵金の話しかり、無駄排除で20兆円の話しかり、その他いろいろと美味しいことを言っておきながら結局「広義のマニフェスト達成」しかできない某政権ですからねぇ。

で、密約がはっきりしたのに「非核三原則維持」というのはどうだろう。いゃ、三原則の検証方法ってちゃんと機能していなかったからそういう状況になったわけだから、それに対しての対抗案というかアクションプランが出来てしかるべきと思うのだけど。いゃ、冷戦当時と異なり今では艦船に核は積まれていないから不要なんだというのは変じゃない? それって「無いと言っているから無い」というのと同じで、それは「広義の密約」と何が違うんだろう。もう一つ、「非核三原則」の適用範囲って、当時はアメリカだけだったんだろうけど、今ではアメリカ以外にも日本に寄港する艦船に核が搭載されている可能性が推測される国が幾つかあるわけで、当然そういう国にも同じ手順を要求するんだろうか。何か、今の「非核三原則」って、単にアメリカに対しての牽制にしか使わないようで、それって本当に「非核三原則」なのと疑問に感じますね。

密約があって非核三原則が担保されていなかったというならば、では同非核三原則を今後担保していくのか、「守ります」というのは誰でも言えるけれど、じゃ度のようにという肝心の所を言わない・言えないのが、今の内閣の性質を良く表しているなと思うところ。

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