2010年2月26日

Hertzの対応 - Platepassのその後

先日、こんな帰国後のトラブルの話を書きましたが、その後日談です。昨日の夕方、見覚えのないメールが届きます。開いてみると、先日のクレームの時に電話で対応をしてくれは担当者のYさん。どうも私が自分の電話番号を間違って伝えたらしく、直接連絡できないために代わりにプロファイルに登録していたメールアドレスに返事をくれたものでした。

で、内容に関しては予想通りというか、Platepass側はEvidence(領収書)があれば払い戻すというけれど、Quarterをゲートで投げ入れて通過するだけなのに、どうやってレシートを取れと... Hertzも、フロリダの全車種にPlatepassのパンフレットを入れているということだけど、気がつかなかったなぁ... 契約書と、グローブボックスを開けてNeverLostのパンフレットや自動車の取説があることを確認したけれど、それ以外に何かあったような気もするし無かったような気もするし。まぁ、契約社会的には「必要な十分な対応はしている」ということなんでしょうね。でも、向こうも後ろめたいところがあるのか、「一部のレーンでは、現金払いをしても同時に装置の読み込みも行い二重請求になる場合がある」と書いてるんですが、それってやっぱり問題でしょう。日本にも、ETC/現金供用のゲートがあるけれど、あれだって某かのシグナルとかあるからまだ分かるけれど、少なくともFloridaのTurnpikeには日本のようなゲートも無かったし。

結局、二重請求の料金払い戻しは出来ないけれど、US$25のサーティフィケートをお詫びに送りますと言うことで、何かちょっとクレーマーになったような複雑な気分。とは言っても、Webサイトの説明不足は事実なので、1ユーザーのコメントとして、もっとはっきり分かるように掲示して欲しい事は強調しておきました。今回はHertzでの例でしたけど、殆どのレンタカー会社の車に同様のシステムが搭載されているようですから、有料道路がある地域でレンタカーを利用するときには注意が必要かも。実は、オプションで利用したHertzのカーナビ(NeverLost)なんですが、ちょっと気になることが。日本のポータブルナビよりもさらに簡易的な物なので、機能的にはシンプル。経路探索する場合も、目的地を入力すると、1) 最短時間経路、2) 出来るだけフリーウェイを利用する、3) 出来るだけフリーウェイを利用しない、の3択。で、1)と2)は同じだったりします(笑)。最初"Freeway"というから、USの"Freeway"を利用するものだと思ったんですが、Turnpikeとか有料道路もしっかり組み込んでくる。例えばそれで1時間も2時間も違うなら利用を考えるけれど、たかだか10分20分位なら有料道路を使わないわけで、そういう場合は3)を選ぶわけです。結構アメリカ人は、そういう料金の所にシビアなので、なんでこんな設定になっているのか不思議でしたが、もしかしたらPlatepassを利用させようという意図が...

日本でもETCを便利に使っているので、USでのPlatepassの利便性を否定するものではありませんが、一日US$2.5の利用料(最大US$10/月)というのは、ちょっと抵抗ありますよね。長期間利用するなら、誤差になるんだろうけど。まぁ、もし今後HertzのWebサイトに、Platepassの説明がちゃんと表示されるようになったら、私のお陰ですかね(笑)。

4 件のコメント:

  1. 私もフロリダに勤務するエンジニアですが、
    2月にWWWPLATEPASSCOMに11ドル請求されてしまいました。これ1ドルに10ドルサービス料っておかしいですよね。領収書も来てないので、会社に請求もできないですし。
    本ブログのお陰で、Platepassというサービスが分かりました。一応、レンタカー会社にクレームしてみようかな。

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  2. コメントありがとうございます。一日あたりUS$2.5で、最大でもUS$10/月というのは、まぁ良心的とも思うけれど、でもそれにしては周知努力が足りないと思いました。知らなくて使わなくて済むなら良いけれど、今回のように意図せずに対応ゲートを通ってしまって請求されるのは、正直不満ですね。少なくともユーザーの意志で使う・使わないをレンタル開始時に選択できないのはおかしいと思います。

    どんどんクレームすれば、レンタカー会社もちょっとは検討するかもしれませんね。良い結果が出ることを祈っています。

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  3. Hertz PlatePass impropriety charge!

    ハーツレンタカーの通行料金不当請求私もはまった。

    先月、訳のわからない1万を超える請求がカードに来ました。
    調べたところ、レンタカーについているETCのようなもの。
    PlatePassと呼ばれています。

    正月もあけたのでようやく電話がつながりクレームを上げました。

    通行料金会社から送られてくるのでハーツでは判らないかのような対応。
    50セントでも利用すれば装置使用料が25ドルほど請求されるようです。

    通行料金の記録を送ってもらうと、フィラデルフィアで借りてデラウエア州しか行っていないのに、ニューヨークやニュージャージーで頻繁に利用されています。
    もしその場所まで走っていれば、レンタル期間中の走行距離よりもはるかにオーバーする距離を走らないと不可能です。

    その通行料金が請求されている日の遠く離れた場所での買い物のレシートも証明として送りました。

    また、12月の北米寒波の大雪でノーマルタイヤのレンタカーでは3日ほど雪で動けませんでしたが、そのうちの1日も通行料金の請求が、遥か200マイルも離れたところでありました。

    まったくインチキで出鱈目なシステムです。
    徹底的に真相を究明しないと泣いている人や、知らずに請求されている人が多数いると思われます。

    さて、どんな対応をされるのでしょう。みんな泣き寝入りしているようです。

    Plate Pass が搭載されていて、説明は一切なく契約書に書いてありますの一言。
    みなさん、レンタカーを借りる時は、使えないように切ってもらか搭載されていなレンタカーを貸してもらうようお願いしましょう。

    たった1回の利用で3000円もぼったくるとはとんでもない荒稼ぎです。まさに日本では詐欺ですよ。アメリカでは契約書に書いてあるだろうで済むんでしょうけどね。

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  4. Wakaoさん、コメントありがとうございます。
    自分自身は4年前にレンタカーを借りて以来、また利用する機会が無いので現在どうなっているかはよく分かりませんが、"Platepass"で検索して訪問される方が今でも多くいらっしゃるので、やはり不審に感じられて居る方は多いと思います。Hertzのサイトも以前と比較すると説明を入れているように思いますが、それも知ってて見れば分かりますが慣れていないと難しいでしょうね。以前もグローブボックスにフライヤー一枚あるだけで文句を言いましたが、今でもそうなんでしょうか。

    それと、日本のETCの場合は認識されないとゲートが開くので使われていることが分かりますが、PlatePassはナンバープレートを認識するだけなので、知らないと利用していることも認識できません。私が嵌まったように、料金支払いゲートと共有されているような場合には、もう問答無用で強制的に利用させられますし。それに技術的な問題から、以前から誤認識で誤請求される話はあちこちで書かれていました。日本人だけで無く現地の人も巻き込んで声を上げていくしか無いんじゃ無いでしょうか。日本で言う消費者庁みたいなところにクレームするとか。あと、久しぶりにPlatePassのサイトを見てみましたが、料金に関しては「レンタカー会社との契約を見ろ」としか書かれていませんね。しかも、"daily and monthly service fees"となっているから以前の価格からかなり変わっている様に思います。レンタカーの契約で保険の種類を選択出来るように、PlatePassの有無も明記しろ、ということはレンタカー会社に請求することは出来るかもしれませんね。

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