2009年10月7日

2.5兆円

第二次補正予算の無駄を削減して3兆円を捻出すると言っていたものの、今のところ2.5兆円。まぁ、最初の頃は1兆円とか1.5兆円と言う話だったから、よくここまで積み上げたとは思うけれど、でも事前のアセスも甘かったような気もするし。いゃ、エスティメーションするにしても情報が足りなくて精査出来ないと言う話もあるだろうけど、そこで最大限可能な値を前提にプランすべきで、Wishで前提プラン作ると今回のようなことになるんじゃないかと、ささやかなPM経験では思うんですけどね。どうも、やることが重要で手段は問わないみたいな印象を受けるんですよね。

それ以上に「そりゃ、詐欺だろ」と思うのが、来年度の税収不足のために国債増発するけれど、それは「公約外」とか言っていること。それこそ、特別会計から繰り入れるとか、改革すべきじゃないかと思うんですけどね。以前は赤字国債発行に反対していたからには、少なくともそれを追随するような事はまずしない努力をしなきゃ。こうなると、4年間は消費税アップをしないと言っていた話も直ぐにひっくり返りそうですね。

それよりも、今回の2.5兆円だって、単に予算の振り替えをするだけで、しかもその執行時期が来年度になるわけだから、景気に対しての影響もありそう。特に、これから年末になって再び景気が低下するようなことになると、来年は厳しくなりそう。消費傾向を上向きにしないと、全体的な景気動向も上向かないわけで、そのためにもこれからのお歳暮シーズンとか、年末年始というのは重要な時期だと思うんですけどね。本当に経済を立て直そうとしているのか、単に自分たちの言っていたことを実行することで結果だけを誇りたいのか、何となく後者のパターンに填りそうで...

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