2009年7月30日

マニフェストの軽さ

4年間も暖めて、いの一番に発表したマニフェストなのに「あれは正式な物ではない」そうな。確か党首自らメディアを集めて発表してなかったか? しかも、橋下大阪府知事の地方分権関連項目に関しての指摘から追加したような感じで、なんかお手盛りというかその場主義というか。「あれは政権政策集」だから言っているけれど、だったら何を今回の選挙の争点にするのか、早く見せて欲しいですね。結局、出遅れを言われていた自民党よりも遅くなるんじゃないのか?

方や自民党も、前回のマニフェストの評価をして、達成55項目、継続65項目、未着手0項目という評価だそうですが、それならもう少し暮らしやすい世の中になっても良いように思うんだけど。まぁ、作った側は甘めに評価するだろうし、ライバルは厳しく見るだろうし、このあたり何か中立的な立場の人が評価して公表してみて欲しいですね。そうすれば、ある程度客観的に自分の現実感と比較することが出来るし。

そう言う意味では、与党が前回だしたマニフェスト、あるいは以前のマニフェストで未達成だった項目も含めた物の達成率というのは重要な要素になると思うし、それは必要ですよね。また、野党にとっても、変にバラ色の項目ばかり掲げて「与党の反対で達成出来ず」みたいな責任転嫁ではなく、野党なら野党で出来るような項目をちゃんと掲げて、評価を受けるべきじゃないかと毎回感じます。今回みたいに、政権交代の可能性があるなら、変わったとき、変わらなかったとき、それぞれのシナリオを出して欲しい物ですよね。それによって、どちらが利益になるか評価して判断すると言うこともありだろうし。いずれにしても、マニフェストって、「絵に描いた餅」にまだ近い物があるように思うな。

0 件のコメント:

コメントを投稿