2009年7月8日

マニフェストとコミットメント

民主党のマニフェストと言う記事なんですけど、これまで行ってきた事から後退して無いか、これ? ガソリン税の暫定税率廃止なんて、すぐにやると思っていたら来年度から? なんで? 1年前には、あれだけ騒いで止めたじゃないですか。後、高速道路の無料化も、これを読む限りでは「未定」ですよね? 民主党が政権を取ったら高速道路は無料とあれだけ打上げていたのは嘘?

結局は、非当事者の時には好き勝手言えるけれど、実際に自分がやるとなるとお金を初めとしていろいろ解かなきゃいけない課題はあるわけで、そういうことを表に出さずに美味しいことだけ言うのは問題じゃないの。結局マニフェストって「努力目標」あるいは「達成目標」みたいなもので、絵に描いた餅ですよね。あんな20も30も空約束みたいなものを書かなくて良いから、命を賭けても完遂するような目標を三つでいいからコミットメントとして出して欲しい。それを選挙ポスターに全員書く、とかね。

小泉さんの時の「郵政選挙」は、まさにそんな「ワンフレーズ選挙」だったわけだけど、別に郵政民営化だけが争点とは思っていませんよね。国民は、もっと分かりやすい政治・分かりやすい行政を欲しているだけで、言葉が増えればその裏にはいくつも隠れた意味があると不信任を持っているということを、特に野党から与党になろうと思っているなら自覚して欲しいもの。今のままじゃ、自民党Aチームが自民党Bチームに変わるだけじゃないの。

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