2009年4月7日

飛翔体騒ぎ

この週末は「飛翔体騒動」でつぶれた感じですね。結局、ロケット(?)ととしては二段目の分離が失敗したみたいだけど、飛翔距離としてはこれまで最高の3,000km位飛んだと言うことで、ある意味成功だったという今の判断みたい。飛翔体の中身が爆弾なのか人工衛星なのか不明なので「ミサイル」とは言えないとか、「人工衛星」なんだから騒ぐことはないという話もあるみたいだけど、その中身が何であろうと万一の場合被害が発生する可能性があるような、日本列島をまたぐような打ち上げコースを選択するのが、そもそも間違いだっていう基本的な部分を何故もっと追求しないんでしょうね。今は「飛翔体」の目的が議論されているわけだけど、仮にその目的が理にかなっているとしても、手段が適切でなければ非難されても仕方ないとおもうだけど。まぁ、あの国には何を言っても馬耳東風だからねぇ。

世界のメディアから見ると、今回の日本の状況は「騒ぎすぎ」と映るらしいけれど、それこそ日本が平和だという証拠だと思うんですよね。つまり、そういう驚異に晒されるとは露程も思っていないので、それが現実になると平均以上に過剰反応するんじゃないかと。過去のミサイル騒動の時は、一回目は知らないうちに日本列島を飛び越えていたから「一回位なら打ち間違いということもある」と寝ぼけちゃったし、二回目は打ち上げ早々に自爆したから、これも日本には関係ないと思っちゃったし。今回、やっと本当の危機を認識したんじゃないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿