2008年10月5日

事故米

事故米の処分について、全部廃棄ではなく使える物は再利用しないと勿体ないという話。「勿体ない」という気持ちはよく分かるけど、今は全部廃棄しないと国民感情としては収まらないんじゃないかな。その中で、新しい流通システムや監視システムを決めて、包装破損とか利用に支障の無いものに関しては厳重な管理と、違反したときの厳しい罰則を決めて、一定期間後再開すればいいと思うんですが。 普通の野菜とか食品でも、出荷時の検品ではねる場合、その内容だけでなく外装ではねる場合もあるわけだから、それは同じ基準で良いと思うんですよね。それに、未だに「工業用」という言い回しが使われているけれど、前回その目的に使っていた会社は無かったと思うんだけど、そのあたり不信感が拭えない理由の一つで、だから明確に全部使うか全部廃棄するかしないと納得出来ない気分もありますし。 国民の税金を使う以上、ちゃんと使途目的を明確にして無駄の内容に使わないと行けないのは当たり前ですが、100%そのように利用出来るとは限らない。ある程度「誤差」とか生まれてしまうのは仕方ない。問題は、それを如何に少なくするか、また問題発生した時に、その原因・理由と対策をちゃんと国民に呈示出来るか、それが大切だと思います。そう言うことを、与党は言われる前にちゃんと呈示しないと行けないし、野党はそこを追求すべきだと思うのに、与党は既存組織から脱却できないし、野党はどうでも良いというと語弊があるかもしれないが担当者の責任とか辞任とか、後でも間に合うような話しかしないし。それはそれで、日本の政治システムの未熟さを感じるんだけど、これも何とかもっと効率の良いクリアーなものにならないんだろうか。「そのために、まず選挙を」と某野党は言いそうだけど、それが本末転倒な話だと思う。信に足る行動と実績を見せてこそ、必要な地位は与えられると思うから。

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