2008年8月12日

北島選手と末綱選手・前田選手

まぁ今日の話題は、なんと言っても北島選手の世界新記録・金メダルでしょうね。金メダルも凄いけれど、59秒を切っての世界新記録も、この大舞台で出すとは集中力が凄いですね。私も、高校時代まで陸上と平行して水泳もちょっとやっていて、しかも北島選手と同じ平泳ぎだったので、それだけ理由でちょっと嬉しい(笑)。平泳ぎでは、頭も含めて水中に入ってしまうと泳法違反だったんですが、暫く前からルール改正でそれが許されるようになったんですよね。水中に入ってしまう方が、水の抵抗が減って早くなるから。だから、北島選手の泳ぐ姿を見ると未だに「あれっ?」と思うことがあったりします。

しかし、試合後のインタビューで思わず涙で声をつまらせるくらい、プレッシャーは大きかったんですね。まぁ、事前の国内大会で負けてしまった時には、良いときは持ち上げるマスコミがさんざん危機感を煽ってましたからねぇ。テレビの番組で、勝つためには否定的な発想を一切排除して前向きな考えを維持することで、頭と体が前向きに一体化するみたいな話をしている大学の先生がいらっしゃいました。中々難しいですよね。練習をしていて、調子が悪ければ悩むし、調子が良くてもライバルはもっと良い成績を出しているんじゃないかと疑心暗鬼になるし。体力とか筋力だけじゃなくて、そう言うメンタル面で強くならないと中々世界を舞台に戦えないというのは、過去日本の選手が何度も味わってきた苦渋です。

一方で、バトミントンでは注目されていたオグシオ(小椋選手・潮田選手)コンビはベスト4進出はならなかったものの、もう一組の末綱選手・前田選手コンビは、前回の優勝コンビで世界ランク1位の中国コンビを劣勢から挽回して勝利したのも凄かったですね。試合終了した瞬間コートに座り込んでしまったけれど、それだけ試合中の緊張感がきつかったんだろうなぁ。正直、この試合結果を見るまでバトミントンはオグシオしか出ていないと思っていたくらいだから、正直この結果には驚いたけれど、次の準決勝にも勝ち残って、何とかメダルに手を届かせて欲しいですね。あまり興味の無かった北京オリンピックですが、ちょっと興味がわいてきました(笑)。

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