2008年8月11日
中国ネットサービス事情
中国ITウォッチャー、ITmediaの山谷氏の中国ネットサービスの様子。私が仕事で北京に行ったのは、もう6年くらい前が最後なので、当時とは全く様子が違いますね。あの頃は、携帯デバイスどころかPCもまだ価格が安いデスクトップPC中心で、ノートブックPCなんか当時の年収数年分とかいう時代でしたからねぇ。地理的な理由もあるんだろうけど、韓国メーカーの看板が目立ったことが今でも記憶に残っています。それ以外では欧米メーカー。
当時でも目立ったのが、携帯電話利用者の姿。当時は、利便性という以上に「俺は携帯持ってるんだぞ」みたいな優越感の表れもあったと思いますが、今では中国でも必需品ですよね。と言うか、日本のように固定電話が何処にでもあるわけじゃないから、いったん普及し始めると雪崩を打つような感じなのかも。
ただ、ネットサービスという点ではどうだろう。日本以上に口コミの世界だと思うんですよね、中国は。だから、電話での会話で情報が伝搬する事はあっても、日本のように口コミサイトの形で情報蓄積・伝搬する事はあるんだろうか。もっとも、そう言う世界だけに口コミサイトなんかでの書き込みも日本以上に過激になったりして(笑)。
記事の最後に書かれていますが、北京って首都ではあるけれど、結構保守的というか開発途上の部分も結構あって、日本で言うところの東京のイメージとはちょっと違うんですよね。どちらかというと、京都のイメージに近いかも。上海の方が、東京のイメージに近いんじゃないかなぁ。上海の電脳事情なんて、ちょっとじっくり調べてみたい気がします。
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