2008年8月10日

北京オリンピック開会式

北京オリンピック開会式、事前に当日の悪天候を回避するために、会場手前で雨を降らすためのロケットを打ち上げるという話がありましたけど、本当に1000発以上のロケットを打ち上げて、雨雲を消滅させたみたいですね。まぁ、確かにあれだけの演出で電飾とかもかなり使っていたから、あれで小雨低度ならまだしもそれなりの雨が降ってきたらたまらないとは思うけれど。

東京オリンピックの時には、これまでの気象データから一番晴れの確率が高い10月10日という開会式の日取りが決まり、期待通り快晴の開会式になったんですけど、今回は8月8日という中国でおめでたい日取りが先に決まり、それに向けて腕ずくで天候調整するといういかにも中国らしいというか、乱暴なというか。しかも、気象調整ロケット1000発ですか。そのサイズとか規模は分からないけれど、半端じゃない数ですよね。こういう数で抑える、数で解決するというのは、何となく暫く前に長野の聖火リレーでみた「数で圧倒する、力で解決する」みたいな空恐ろしさをちょっと感じるなぁ。

良くも悪くも、中国らしいといえば中国らしいのか。しかし、開会式とともに、グルジアとロシアの戦闘が始まったり、アメリカ人観光客が殺されたり、なかなか一筋縄ではいきませんね。

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