2008年6月7日

ユニフォーム

昨日の水泳大会「ジャパンオープン」、国内3社の水着と着用者の記録更新で話題になっているスピード社の「レーザーレーサー」との戦いにもなったんですが、1秒以上も記録が違う結果になって、ますます注目が集まりそう。私はずっと陸上をやっていたので、こだわりは「スパイク」。とにかく軽くフィット感のある物をということでしたが、当時はアンツーカー(赤土のグランド)からタータントラック(人工ラバーのグランド)に変わるときで、スパイクもそれまでの金属の針を交換するものから、タータン用にプラスチックのとげみたいな物が付いた頼りない物が登場しました。これが、しっかり走れるんですよね。まだタータンのグランドはあまりない時代だったんで、予選会みたいな小さな大会は土のグランドで、県大会と全国大会など大規模な試合はタータンでということで、スパイクが二種類必要だったのがお金のない中学・高校生にはつらかった。 水泳の場合、どの程度水着の影響があるのかよく分からないんですが、レーザーレーサーの水着にしても、男子用の場合は上半身は裸なんですよね。もし全身タイツみたいな形にしたらもっと早くなるんだろうか。最初は素材がよくて水の抵抗が経るから早くなるのかと思ったんですが、それ以外にも筋肉の締め付け具合とかいろいろ「秘密」はあるみたい。選手が実際に着用して比較するのも分かるんですけど、例えばマネキンに着用させて同じような条件で水中で引っ張るとかして、水の抵抗値とか水流の様子とか比較してみたらと思うんですけど。まぁ、それってリバースエンジニアリングに相当して反則なのかな。 アメリカンフットボールのユニフォームも昔と変わってきています。大きなショルダーとかパッドを付けるので、ユニフォームもそれに合わせて大きな物を昔は着用していたんですが、最近のユニフォームは伸縮素材の物を使っているのでサイズは普通のTシャツよりちょっと大きめくらい。だから、防具の上から着るときは大変みたいですが、その分ぴったりと密着してユニフォームを疲れまれたりする事も少なくなり、また防具がユニフォームで密着していいみたい。パンツも同様で見た目は子供の半ズボンみたいなんですが、履いてみるとしっかり固定されます。そうそう、パンツの前の部分、昔は靴紐のように紐で編み上げて閉めていたんですが、最近は普通のズボンのようにジッパーで閉じるようになってるんですね。見た目だと、タックルとかして踏ん張ったら弾けそうなんだけど、結構丈夫らしい。技術の進歩というか、びっくりしました。ヘルメットやフェースガードもずいぶん軽くなっているし、こういう部分の競争はすごいですね。

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