ホテルに到着して、その日は途中のフライトでうつらうつらしたせいか、現地時刻の深夜まで起きていたんですが、眠りが浅くて朝は暗いうちに目が覚めてしまいました。そんなこともあって、少し早めに第一日目の最初の目的地、Harvard Univ.に向かいました。土地勘を得るために、一度Boston Commonまで戻り、最寄り駅のPark StreetからBlue Lineに乗ってHarvard駅を目指します。昨日US$10分の切符($2x5回)をプリペイドで買ってあるので、乗車するのは至極簡単。10分ほどで到着しました。地下鉄のホームから地上に上がると、そこにはHarvard Univ.の入り口が目の前にあり、暫くは学内をウロウロして何となくアカデミックな雰囲気を味わいました(笑)
で、実はHarvard Univ.での最大の目的は"Harvard Stadium"を見ること。スポーツ施設は、川を挟んだ反対側なのでキャンパスを背にして向かいます。途中ちょっと道が分からなくてウロウロしましたが、直ぐに川を渡る橋が分かり、それを渡った直ぐの所にスポーツキャンパスのゲートがありました。橋の上からは、ボート部のボート格納庫が見えます。2艇がその前で練習している所でした。うちの高校にもボート部があって、近くの湖に格納庫がありましたが、全然見栄えは違いますね。流石伝統校の歴史あるクラブハウスです。
ゲートを入って直ぐに見えてきた、Harvard Stadiumの観客席。このスタジアム、"U"の字の形をしています。"U"の真ん中にフィールドが入っているわけです。その"U"の右側の橋が写真の部分。多分コンクリート製なんだと思うんですが、何か圧倒感があります。
"U"字の頭の部分を横からみた写真。道を挟んだ右側の建物の上に得点掲示板が設置されていて、スタジアムから見えるようになっています。これ、FGとかTFPキックをしたら、この道路に飛び出してくるよなあ... いいんでしょうか(笑)。でも、「いかにもフットボール」っていう印象でゾクゾクします。
"U"字の開口部分からフィールドを覗いた絵。本当は金網が張ってあるんですが、その目の隙間にカメラを突っ込んで撮影しました。目の前には"HARVARD"のロゴが。この日は何かイベントがあって、ラクロス部が練習をしていました。で、よく見ると、このグランド、人工芝なのにちょっとびっくり。自然芝でないのは、やはりメンテナンス費用とかの関係なんでしょうかねぇ。スポーツの強い大学ならば、そういう部分にも手間暇かけて整備出来るんでしょうけど、幾らIvy LeagueのHarvard Univ.と言っても、スポーツが売り物の学校ではないだけに仕方ないのかも。
お目当てのスタジアムを堪能出来、満足して再び学内の探索に移ったんですが、偶然は言った建物(Science Center)で珍しいもの発見。"Mark I"と言って、今のコンピュータの原型というか、世界で初めてプログラミング式で動作したコンピュータです。"Mark I"は知っていたものの、ここにあるとは知らなかったので偶然歩いていて目に入ってそれが"Mark I"だと分かったときには、正直ちょっと身震いしてしまいました。こんな偶然に出会えるなんて、一応コンピューター業界の隅っこで仕事をしている一人としては感動です。この頃から雨が少し強くなってきて折角のキャンパスの光景が曇ってしまったのは残念でしたが、いろいろな思い出を貰ったHarvard Univ.を出て、次の目的地に向かいました。(続く...)
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