2008年5月6日

NGO-BOS-ORD-SFO-NRT (7) - MIT

次の目的地は、地下鉄で2駅戻ったところに(Blue Line/Kendall)あるMIT(Massachusetts Institute of Technology)のキャンパスです。最寄り駅で降りて地上に出たんですが、ここからMITのキャンパスがよく分かりません。大概大学のキャンパスと言えば、その敷地の周りにグルッと柵とかあって、ここからが一般の敷地でそっちが大学の敷地と分かるもんですが、MITにはそういうものはないみたい。普通にオフィスビルが並ぶように校舎となるビル群が並んでいます。よく分からないので、取りあえず正門を目指してグルッと大回りしてやっと自分の居る場所を把握出来ました。

何というか、重みを感じますよね、この写真からでも。MITの「東キャンパス」と呼ばれる側にある、正門から本館を見た写真です。私の前にも、やはり何処からかこられた旅行者の方でしょうか、男性二人組が同様にこの正門からの風景とか何枚も撮影していました。

広い東キャンパスをグルッと回り込んで出たのが、西キャンパスと呼ばれているCOOPとかスポーツ施設の固まっているエリア。中央に見える、丸い屋根の建物が様々宗教に対応した礼拝所とガイドブックには書かれています。その背後に見える建物が、スポーツ関連の建物(体育館とでも思えばいいのか?)で、何かイベントをやっているみたいなので入ってみました。

建物の中の、多分バスケット用のコートだと思いますが、そのコートの部分にいろいろなフリップが並んでいます。どうやら、マサチューセッツ州内の高校生が、科学系の自由研究の発表会をしているみたい。パラレルコンピュータの研究とか、ロケットの安定性(バランス)向上のための実験とか、虫を駆除する薬草の研究とか、ゴミの再利用の研究とか、いゃ、なかなか素晴らしい内容の手作りフリップが並んでいて楽しいイベントです。中には、そのまま論文になりそうな感じできっちりと章立てて展示しているものもあり、やっぱりこういう場所に出てくるだけはあるなと感心しました。もっとも、中には飽きちゃったのか友達とのおしゃべりに熱心な子もいましたが。日本でも同じようなことはやっているんでしょうけど、MITの中で開催されるということで、参加者の高校生達の意気込みも違うんじゃないでしょうか。

この後、この建物横のCOOPでお土産物探しをしたりして、ホテル方面に戻るために先ほど正門から見ていた本館の中を突っ切ってきたんですが、ここで面白いもの発見。USは、これから卒業式のシーズンで、入れ替わりに新入生が学校見学に来ている時期らしく、いろいろなクラブの勧誘ポスターが貼ってあったんですが、その中に「アニメ研究会」のポスターを発見(笑)。凄いぞ、日本のオタク文化はMITにまで進出しています(爆!)。何をやるのかは分からないけれど、MITにまで研究されれば日本のアニメも本望でしょう。天気が悪いので、余り外をゆっくり見る時間がなかったのですが、MITのキャンパスを堪能して、再びBlue Lineを使ってBoston Commonの最寄り駅であるPark Streetまで戻ってきました。(続く...)

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