2008年5月24日

英語の教育

英語教育を小学校三年から必修に、という話。まぁ、私も中学・高校・大学と英語が苦手で、それが故に外資系企業に入って仕事が英語ばかりで最初苦労した口なのでわからないでもないけれど、日本で主に暮らすならまず日本語教育でしょう。「英語しか話さない人」を育てるとかいうなら別だけど、多くの場合は、日常生活でたとえば海外からの観光客に突然道を聞かれたり質問されても、それなりの対応が出来る位の英語能力を育成する、ということだろうから、それなら中学とか高校でもっと実用的な教育をした方がよほど身になると思うんですよね。 何でかというと、結局日本で生活して日本語ベースの会話をするならば、まず基本の日本語がちゃんとしないと、英語にしてもおかしなものになるから。もうね、18歳過ぎて後はアメリカでしか生活しない、というなら子供の頃から英語漬けでもいいけれど、結局「言葉」というのは単語の数とか文法の正確さだけじゃなくて、その人の文化背景にも大きく依存するものだから、そのしっかりとした背景が出来ない・持っていないのに言葉や発音だけ勉強しても、結局それって受験英語の域を出ないと思う。 ただ、発音に関しては子供の頃覚えた感覚というのはすごく重要だと思うので、英語の歌とか言葉で耳を鍛えるのはいいかも。でも、これも継続していないと結局は忘れちゃうんですよね。小学校三年から始めるなら、中学三年くらいまではずっと継続しないと、耳に根付かないと思う。で、世界では英語以外の言葉も沢山あるんだけど、それはいいのか(笑)。それに、「英語」っていったって、アメリカ英語、イギリス英語、オージー英語、インド英語、それぞれ結構違うんだけど、地域によって採用する講師が違ってバラバラになったりして(笑)。

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