2007年12月24日

N905iμ (2)

気になっていたN905iμ、「自分へのクリスマス プ・レ・ゼ・ン・ト(はぁと)」と訳分からない理由を付けて機種変更してしまいました(笑)。第一印象、「薄いくて軽い」。これまでのP903iと比べると、厚みは半分くらいの感じです(実際は2/3)。カラーはどれにするか迷いました。これまでは、P901i、P903iとブラック&シルバーだったので、最初はブラックにしようかと思ったんですが、他の3モデルがツートンカラーで、この色の切り返しが結構かっこいいんですよ、実物を見ていると。で、悩んだ末ゴールドを選びました。 実は、P903iを購入して一年くらい過ぎていると思っていたんですが、店頭で調べたら8ヶ月orz 約1万3000円プラスのお値段になりましたが、まぁ気持ちはすでに傾いてしまった後なのでそのまま契約。P903iとは短いおつきあいでしたが、こちらも結構いいモデルでした。来月1月にUSに行くことが無ければ、多分906登場まで使っていたはず。

で、N905iμです。薄くなったので、手の小さい私としては指が届く範囲が少し広がり文章打ちには大変便利。シートタイプのキーも、自分にとっては打ちやすい感触です。唯一失敗したと思ったのが、色の選択。ゴールドの下地に、ライトグレーで文字や番号が印刷されていますが、これがちょっと薄暗い状況だと全く判読不能になります。夕方駅で電車待ちの時にメールでも打とうかと取り出してみたら、全然キーの配列が分からない。ライトが点くのでよく見れば分かるんですが、昼間でも手の影とか被ると見えなくなります。多分デザインの観点から、こういう薄さにしたんだろうけど、これってユーザビリティ考えてないんじゃない? > 中の人

もう一つ困ったのが、電子マネー関係の移行。モバイルSuicaとiDですが、これが一括して移動出来ないので不便。モバイルSuicaの移行は、これまでの携帯から一度サーバーにデータを保管して、それを新しい携帯で受信すると残高や使用履歴の移行が出来ます。実は、店舗で購入を決定してからデータを保管しようと思っていたのが、結局店頭で携帯を店員さんに渡してそのまま。ちょっと焦ったんですが、新しい携帯を受け取った後、FOMAカード(SIM)をP905iμから一度抜いて、P903iに挿入。そこからモバイルSuicaにアクセスしてデータを保存した後、再びFOMAカードをP905iμに戻してモバイルSuicaをインストールしてデータを戻したらOKでした。今のところモバイルSuicaが一番利用しているので、これが使えなくなるのは厳しいし。 iDはもうちょっと面倒でした。移行方法としてDoCoMoショップで「iCお引っ越しサービス」で可能みたいなんですが、あいにく近くにショップがありません。出来れば直ぐに使いたいので、もう一つの方法「カード会社に連絡する」を実行。

で、窓口に電話をして機種変更した旨伝えると、「では新しいアクセスナンバーを発行してお送りします」との事。それじゃ遅いので「メールで連絡してもらえませんか」と聞くと「水曜日(26日)の17:00以降にカード会社の個人会員用のWebページに表示されるという説明。そりゃ、週末で連休中なので作業できない部分があるのも分かるけれど、もうちょっと何とかならないもんか。モバイルSuicaと比べて、ずいぶん手間がかかるのが不満ですね。 電子マネーって、携帯電話の利用目的で通話やメールに次ぐ大きな柱になると思うんですよね。そりゃ頻繁に携帯を交換する人は少ないとは思うんですけど、数日間利用出来ないというのはちょっと致命的だなと思います。あと、受信済みメールとかの個人データが完全には移行出来ないことも不満。DoCoMoのツール(datalink)を使っても完全に移行出来ないのは、そろそろまずいんじゃないの。内部のデータの持ち方は、各社独自フォーマットかもしれないけれど、datalinkに吸い上げたら何か中間コード的な共通フォーマットに変換してくれないだろうか。携帯電話って、そこそこ成熟商品だと思っていたんですが、やはり実際にさわっていると細かな部分も含めていろいろ発見があります。まだまだ、ビジネスの種もあるということでしょうか。

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